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2007年6月1日更新
冒険家・白石康次郎さんのたったひとりの大航海レポート


ヨットって知ってる? そう、帆をはって風だけをたよりに海をすすむ船のことだよ。そんな船で、世界を一周するレースがあるんだって。しかも、たったひとりで!
ヨットの世界一周レース「5-OCEANS(ファイブ・オーシャンズ)」に日本人で初めて参加している白石康次郎さんを、青い鳥文庫ホームページが大追跡するよ。
好評発売中! 『海よりも遠く ―世界最年少単独無寄航世界一周記―』
白石康次郎/原案 和智正喜/作 八多友哉/絵
小学上級から
定価:651円(税込)

現在も世界の海で活躍している冒険家・白石康次郎さんが、たった一人でヨットに乗り、世界一周を成し遂げた26歳の記録。死と隣あわせの大航海を、迫真のタッチで描いた冒険小説!


最終回  海でつながった仲間
写真:矢部洋一
白石さん、ついにゴールイン!
日本人で初めて、国際的なヨットレース「ベルックス・ファイブ・オーシャンズ」に参加した白石康次郎さん。2007年4月30日、最終ゴール地点のスペインになんと2位というすごい成績でゴールしました。1位のベルナールさんの船とほぼ同時に到着するというクライマックスに、港で待っていた大勢の人たちが大歓声をあげたそうだよ。

※「レグ」とはレースの区間のことです。
白石さんが完走したレースは、『最も過酷なヨットレース』と言われています。
ヨットの帆に当たる風だけをたよりに、半年以上もかけて地球を一周するんだ。
写真:白石康次郎
レース中、白石さんの船に乗るのは白石さんひとりだけ。
でも、白石さんはひとりぼっちで闘うわけじゃないんです。

写真:事務局 写真:白石康次郎
まず、長い航海に耐えられるように、船をしっかり整備してくれる人たち。
船や機械の専門家の人たちが知恵や技術をつくして、どんな荒波にも負けないように万全に整えます。
  それから、日本や海外の国から応援してくれる人たち。
いまは海の上でもパソコンでメッセージを受け取ることができます。
たくさんの人たちからのことばに元気をもらいながら、白石さんは長い長い航海を乗り切りました。

写真:矢部洋一
レースの参戦者どうしも、ライバルだけど仲間です。
孤独な航海の間、天気などの情報を通信でやりとりしたり、万一だれかが危険におちいったりしたときには救援に向かったりもします。
だからふつうの競技とちがってこの「ファイブ・オーシャンズ」では、参戦者の人たちどうし、とても仲良くなるんだって。

写真:白石康次郎
広大な海をヨットひとつで渡るとき、いちばんの手ごわい敵は、レースのほかの参戦者でなく、海そのもの。
海はゆたかでうつくしいものだけど、嵐があったり、氷山があったり、いっぽまちがえれば大変なことになるからね。

写真:白石康次郎
そして、何よりの強敵は「自分自身」。
ついあせったり、いらいらしたりする自分に負けないで、ゴールを目指すことが一番むずかしいんだって。
そうやっていろんなものと闘い、いろんな人たちからの応援を力にして、白石さんは船を走らせつづけたんだね。


日本人初の快挙をなしとげて、白石さんと白石さんの船はいまスペインから日本に帰ってきました。
白石さんはこれからも、いろんな冒険に挑戦するそうだよ。
そうしてまたわたしたちに、海のいろんな物語を教えてくれるかもしれません。
白石さんの大航海は、これからもまだまだつづきます。
写真:白石康次郎

■海洋冒険家 白石 康次郎(しらいし こうじろう)
1967年 東京生まれ鎌倉育ち。
10代のころより ヨットの魅力にとりつかれ、26歳のときに世界最年少で単独無寄港世界一周を達成。
2006年 10月22日より、単独世界一周ヨットレース「5OCEANS」クラス I に日本人として初めて挑戦中。

ただいま大航海中の白石さんのブログ(日記)がよめるよ!
白石康次郎さん公式ホームページ http://www.kojiro.jp/

*このページは、白石さんの所属する株式会社スポーツ ビズ のご協力のもとで作成しています。
第一回 2006年12月15日 たったひとりで世界一周!?
第二回 2007年 1月15日 嵐だ! そのときどうする!?
第三回 2007年 2月15日 トラブル発生! さあ、修理だ!
第四回 2007年 3月15日 風が吹かない! 船がストップ!?
第五回 2007年 4月27日 途中リタイアの危機!?
最終回 2007年 6月1日 海でつながった仲間

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