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2008年7月01日更新
この本が好き!

この本が好き! 第2回
アーサー・ランサム全集『ツバメ号とアマゾン号』
青い鳥文庫編集部 つちのこ大好き

みなさん、こんにちは。

『ツバメ号とアマゾン号』、
タイトルからして、冒険を感じさせませんか?
これは、イギリスの湖を舞台に、
ウォーカー兄弟とブラケット姉妹が、
じぶんたちが探検家になり、海賊になり、
小帆船を駆り、無人島でキャンプをして、
夏休みを遊びまくる物語です。

ぼくが初めてこの本を読んだのは、
小学2年生のときでしたが、
自分たちだけで、火をおこして焚き火をしたり、
テントに寝たり、毎朝ヨットで農場に牛乳をもらいにいったり、
湖を探検して、自分たちだけの地図を作ったり、
そういうすべてにワクワクしまくりました。

とにかく描写がすごくリアルで、
あとがきによると、作者に届いた手紙にはいつも、
「これは本当にあったことですか?」という質問があったそうです。
まるで、自分がいっしょになって遊んでいるみたいな気持ちになれること、
まちがいなしだと思います。

ぼくが、山登りやカヌーなど、アウトドア遊びが好きなのも、
いま出版社に勤めて、児童書の編集をしているのも、
元をたどれば、すべて『ツバメ号とアマゾン号』にいきつきます。

この本は、いまはあまり本屋さんではみかけないけど、
おそらく学校の図書館にはかならずあります。
ぜんぶで12冊のシリーズなんだけど、
一冊が500ページ以上あって、読みごたえたっぷりです。
長い物語が好きな人は、ぜひチャレンジしてみてください!

『ツバメ号とアマゾン号』

『ツバメ号とアマゾン号』
アーサー・ランサム/作
岩田欣三・神宮輝夫/訳
岩波書店

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