


みなさん、こんにちは。
わたしは青い鳥文庫をふくめた児童書全般と、
大人の文芸書の宣伝を担当しています。
わたしの小学校高学年から中学生の時期に大好きだった
シリーズのうちの一冊が、豊田有恒の『時間砲計画』です。
このシリーズは1960年代の後半に、鶴書房というところから
刊行された《ジュニアSFシリーズ》で、
のちにテレビ化や映画化になった『時をかける少女』や
『なぞの転校生』などが生まれ、
こどもたちのあいだで熱狂的な人気をほこっていました。
この『時間砲計画』のストーリーは、
「悪魔の兵器“時間砲”で太古の世界へ送りこまれた人たちの
息をのむサバイバルを描く!」
と、いまでこそめずらしくない設定ですが、
それまでの童話や名作ものの“おりこうさん”読書から、
SFやファンタジーやミステリーの
“ちょっぴり不良”の世界に足を踏みいれた、
わたしにとって画期的(かっきてき)な一冊でした。
わくわく、どきどき、そしてちょっぴりうさんくさい、
学校では教えてくれない……。
そんなシリーズにはまりまくり、またそこから
絶滅や進化や宇宙といったSFのなかでよくでてくる
キイワードをつながりにして、
色々なジャンルの本に興味がわくようになりました。
物語だけではなく、ノンフィクションといわれる
自然科学や物理学の本も完全に理解できなくても
挑戦してみるようになりました。
このシリーズに出会わなかったら、
これほど本が好きにはならず、
出版社にも就職していなかった気がします。
青い鳥文庫はいろいろなジャンルを取りそろえ、
みなさんの好奇心にマッチするすばらしいシリーズです。
ぜひどんどん手に取ってみてください!
と、最後は宣伝担当らしいコメントでしめさせていただきました。