


青い鳥文庫読者のみなさん、こんにちは!
講談社ノベルスを編集しているPです。
大人向けのミステリーを編集する僕が、なぜこのコーナーに
おじゃましているのでしょうか?
実は、みなさんがよく知っている方を担当しているんです。
その方とは、はやみねかおる先生に、楠木誠一郎先生に、
関田涙先生。
こんなご縁で登場した僕のオススメ作品を紹介します!
さて突然ですが、みなさんには信頼できる仲間(親友)は
いますか?
仲間について思わず考えてしまう作品といえば『三銃士』。
いまから400年近く前のフランスが舞台。
片田舎から大都会パリにやってきたダルタニャンが、
3人の銃士(アトス、ポルトス、アラミス)と
印象悪〜い(?)出会いをして、ひょんなことから仲間に
なってしまいます。
その彼らとともにフランスやイギリスをゆるがす陰謀に
立ち向かうという冒険活劇です。
この作品を初めて読んだのは小学校高学年のころ。
主人公ダルタニャンが強い敵と戦って、勝ち進んでいく
展開に、とてもワクワクしたことを覚えています。
いま考えてみると、仲間の大切さとか、3人の銃士のこととか、
あまり考えて読んでいませんでしたね。
ダルタニャンのことしか興味ありませんでした。
ところが、何年か過ぎて読みかえしてみると、あら不思議!
いろんなことが見えてきます。
謎解きのおもしろさがあったり、美女と男のだましあいに
ハラハラしたり、恋の話にジーンときたり、
父から子への言いつけに男としての生き方を知ったり。
そして仲間のために自分を犠牲にする三銃士たちの
かっこよさや渋さにあこがれたり。
みなさんもこれまで、おなじ作品を読みかえすたびに
新しいおもしろさを見つけた! って経験ありますよね。
もしかしたら、友だちにくらべて気づけなかったって
落ちこむ人もいるんじゃないでしょうか?
でも、あせる必要なんてまったくありませんよ。
みなさんが家や学校などでいろいろな体験をしていくうちに
自然と気づくはずです。僕がそうでしたから。
読むたびに新発見あり――
本を読むって「冒険」みたいなものですね。
みなさんもたくさんの「冒険」に出かけて、
たくさんの発見をしてみよう!
その一冊に『三銃士』をぜひ。
「仲間(親友)がこまってるときに僕だったら、私だったら
なにができるのか?」ということを考えながら読んでみてください。
(そうそう、おもしろさをどんどん発見したいなら、1年に1回ずつ
読みかえしてみるのもオススメですよ)。
ところで、青い鳥文庫読者におしらせしたい情報があります。
この12月に、講談社ノベルスから楠木誠一郎先生の
『消された龍馬 念写探偵・加賀美鏡介』が発売されました。
「タイムスリップ探偵団」でおなじみのあの人たちも登場、
坂本龍馬の謎と桜葉女子学園で起きた事件の謎にせまります!
どうぞお読みください。