まずはプライベートな話から。
2月末に引っ越しした。前の家よりは少し広く、環境もいいのでまあ満足なのだが、それ以上に狂喜乱舞(きょうきらんぶ)しまくったことがある。近くを走るバス通りぞいに角川大映撮影所があって、入り口に3メートルはある大魔神が二体、白い石像状態のものと憤怒(ふんぬ)の形相に変わった黒い魔神像とが、ならんで立っているのだ。そうとは知らなかったぼくは、バスの窓から見て
とさけび、思わず降車ボタンを押してしまった。
大魔神だけではない。
すぐ横にある食堂のウィンドウには、ガメラとギャオスともうひとつ、奈良の山奥の祠(ほこら)で覚醒(かくせい)しガメラと戦って京都駅をこっぱみじんにしたイリスがいるではないか! これで仙台を消滅させたレギオンがいたら申し分なかったんだけど、ともかく特撮映画マニアには感涙(かんるい)の場所なのであった。
そういえば、以前、祖師ヶ谷大蔵(そしがやおおくら)を歩いていたとき、たまたま円谷プロダクションに行きあたって、門の両わきに立ちつくしているウルトラマンとレッドキングにいたくカンドーしたことがあった。特撮ものの異形(いぎょう)のキャラはどれもこれも、人の魂を根底から深くゆさぶるものがあるようである。(そうでもないかな?)
なお、ぼくの新宿の仕事場にはゴジラとガラモンとガメラのフィギュアがあって、関係ないけど太陽の塔もあって、

などと考えるだけでも楽しいけれど、しかしこんな話ばっかしててもマニア以外にはぜんぜんウケないと思うので、このへんでやめにしておく。
話は変わって。
3月の第二日曜日、多摩市立図書館に招かれて、読者のみんなと交流してきた。
「指一本で『Y』がつくれる人?」
というパズルからスタート。
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(って、わかるよね? 答えは、コレ→→→→→)
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このパズルのエピソードは、 『パスワード春夏秋冬(下)』に載ってるよ。
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青い鳥文庫fシリーズにはいっている自著『竜太と青い薔薇』を例にあげて、「一冊の本ができるまでにどのぐらい原稿を書き直したか。」というテーマをスライド入りで話したり、「パスワード」シリーズに関しての質問をあれこれ受けたり、パズルを出題したりして、とても楽しい時間をすごさせてもらった。作家やっててよかったなあとしみじみ思うのはこんなときだ。
せっかくだから、そのときだしたパズルを一問、ここに掲載する。ただしそのまんまじゃつまらないので、冒頭で書いた「特撮映画」バージョンでいくぞ!
大魔神はできないが、ガメラはできる。
レギオンはできないが、イリスはできる。
ウルトラマンはできないが、レッドキングはできる。
バルタン星人はできないが、シーボーズはできる。
ガラモンはできないが、ゴジラはできる。
(特撮じゃないけど)ワトソンはできないが、シャーロック・ホームズはできる。
それはいったい、なにか?
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答え:しりとり
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