まずは執筆状況の報告から。
いろんな事情で、原稿がぜんぜんはかどらなかった新作『パスワード悪の華』がようやく完成した。\(^O^)/
画家の梶山直美さんとの打ち合わせも終わり、編集作業も着々と進行。青い鳥文庫夏まつりスタート前の7月中旬には刊行だ。
今回は風浜が舞台の物語で、平田ブラザーズという悪の兄弟が主役。もちろんマコトたち電子探偵団と、もうひとり竜子さんが大活躍している。パズル作家大西憲司さんの手によるオリジナル・パズルも満載なので、みんな、お楽しみに!
パズルといえば、最近になってわかった事実がひとつあるので、このコラムを借りてみんなに報告しておきたい。
パズルやなぞなぞ関係の本は数多く刊行されているけれども、取りあげられている問題はすでに出版されている本からの引用、というものも少なくない。わるくいえば「パクリ」ということになる。しかし読者にしてみれば、その本ではじめて知った問題もあるわけだし、それはそれでOKだと思っている。パズルやなぞなぞというのは、そもそも、だれが最初に考えたものなのか判断できないケースも多く、引用した本にでていた問題がまたべつの本からの引用だった、というケースもあるからだ。また、自分で考えだしたオリジナル問題と思っていたものがじつはすでにあった問題だった、なんてこともありうる話で、ここまでくると思考回路の偶然の一致というほかはないだろう。
それはともかくとして、出典先がはっきりとわかっているパズルをつかう場合は、守るべきルールがふたつあると思う。
ひとつ、文をそのまんま丸写しするのはやはり問題。設定を変えたり、なんらかのアレンジを加えるといった工夫が必要だろう。
ふたつ、書名等を明記すべきなのは当然のことだ。パスワードシリーズでも、既存の問題をアレンジして掲載した場合、でどころをきちんと記すように決めている。
それが。
伝聞の伝聞のまた伝聞、といった経路をたどるうち出典がわからなくなってしまった、というケースがときにでてくる。その一例が、『パスワード悪魔の石』で、ダイが電子捜査会議で出題した「あいつは夏じゃない」という問題だ。
じつはこれ、2000年4月に封切りになったアニメ「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」にでてきた問題であったことがこのほど明らかになったので、この場を借りてお断りしておきたい。ぼくのチェック・ミスだ。重版になったら(なるのかな?)スバヤク、その旨(むね)、注釈を書き加えるつもりでいる。
というところで、おしまいに読者から最近とどいた問題をひとつ。
(この問題、先日日能研藤沢校での講演で出題してみたところ、ギャラリーはだれもわからなかった。ただひとり、青い鳥文庫編集長だけが正解したのであった。さすがは編集長だ、エライっ!)
「ハロー」は英語。
「こんにちは」は日本語。
「ニーハオ」は中国語。
では「カップめん」はなにごか?
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答え:3分後。
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