ここ7年ほど、講談社児童文学新人賞の選考委員をつとめさせていただいている。この賞には毎年400〜500本の応募があって、このうち予備審査を経て最終選考に上がってきた5〜7作品から、大賞および佳作を選出するのだ。
選考委員はぼくのほかに石井直人さん(評論家)、柏葉幸子さん(作家)、金原瑞人さん(翻訳家)、たつみや章さん(作家)、児童局局長の計6名。すでに単行本として刊行された受賞作は多数あり、たとえば全5巻で完結したファンタジー『天山の巫女ソニン』(菅野雪虫/作)はじめ、どれもレベルの高い作品ぞろいだ。機会があったら、みんなもぜひ読んでほしいと思う。
さて。
その今年度の選考会が8月25日におこなわれた。最終選考に残ったのは5作品。ぼくがいつも期待しているのはやはり、斬新な児童向け推理小説なのだが……残念ながら毎年、ミステリー作品はあまり例がなくて、今年もそうだった。このブログを読んでくれているみんなのなかで、
という意欲のある人、だれかいませんか? 締め切りは毎年4月末日ごろなので、来年はぜひぜひ応募してください!
◎講談社児童文学新人賞についてはコチラ。
で、今年はどうなったかというと――。
選考はかなり難航(なんこう)して、議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)したのだが、結局、大賞1作品、佳作1作品という結果となり、選考委員としては満足している。作品の内容はここでは明かせないけれど、たぶん1年以内には本になり、「講談社児童文学新人賞受賞作品」という帯を巻かれて書店にならぶはずだ。目にとまったら、どうか手に取ってみてください!
選考会のあとは、新宿にあるぼくのなじみの「鉄道バー」にくりだし、深夜まで話はつきなかったのだけれど……ここから先は大人の話なので、ひ・み・つ。(^_^;)
では、すっかり恒例になった読者からの問題をひとつ。
長年の読者、奈良県のTくんからメールでとどいたものだ。じつはこの夏、日本私立小学校連合会講演というのがあって、ぼくも少しばかり話をさせてもらった。その席で、お集まりいただいた53名の先生がたにためしに出題してみたのだが、正解者はだれもいなかった。
問題、いきます。
水の沸点は、100度。
クールビズの冷房設定温度は、28度。
絶対零度は、マイナス273度。
では、電車の中はなんどか?
答え:マナーモード。
