けっこう手こずっていた原稿が、先日、ようやくアップした。電子探偵団きっての暴走少女まどかが主役をつとめる物語で、パスワードシリーズの外伝にあたる。タイトルは「猫耳探偵まどか」だ。ただし青い鳥文庫ではなく、講談社100周年記念出版の1冊として単行本での刊行となる。刊行はいまのところ、11月下旬を予定している。これまでのパスワードとは異色のストーリーなので、書店で見かけたらぜひ手に取ってみてくださいねっ!
話はかわって。
ぼくはけっこう鉄道好きで、今ふうにいえば「乗り鉄」である。それも、長く乗っていればいるほど楽しくて、たとえば昨年は、淡路島経由で四国を一周したあと、徳島からフェリーで和歌山に渡り、紀伊半島を一周した足で名古屋から中央本線で長野に行き、長野新幹線で東京にもどってくるという旅をしてきた。「そんなことしてなにが面白いのか?」とよくきかれるんだけど、好きなものは好きなんだからしかたがない。
しかし今年は遠出しているヒマがなく、ならばせめて鉄道旅行記でもと思って書店でふと見つけたのが「女流阿房列車」(酒井順子著/新潮社)であった。筋金入りの「鉄子」である著者が、乗り鉄にとってはバイブルともいうべき内田百
「阿房列車」ばりの列車旅をしようというのだから、これは読まないわけにはいかない。さっそくページをめくってみて――のっけからハゲしくぶっ飛んだ。なにしろ最初の旅が東京の地下鉄全線完乗というのだ。ちょっと足跡を追ってみる。
渋谷〜(銀座線)〜浅草〜(都営浅草線)〜押上〜(半蔵門線)〜渋谷〜(半蔵門線)〜表参道〜(千代田線)〜綾瀬〜(支線)〜北綾瀬〜(支線)〜綾瀬〜(千代田線)〜北千住〜(日比谷線)〜中目黒(日比谷線)〜東銀座〜(都営浅草線)〜泉岳寺……って、書くだけでもたいへんなのに、著者はこのあとさらに33回も乗り換えをつづけたあげく、代々木上原でみごとゴールインするのだ。所要時間、じつに16時間22分! うーん、じつに阿呆らしいが、しかし、これほどの快挙もないぞ、拍手パチパチパチ!
この本にはほかにも、「24時間耐久鈍行列車の旅」とか、「東海道五十三乗り継ぎ旅(合計53路線のいろんな乗り物を乗り継いで東海道を踏破するもの)」なんていう気宇壮大な(?)旅の記録が収録されていて、一読、自分でもためしてみたくなってくるけれど……でも、たぶん実行はしないだろうなあ(^_^;)。という話とはなんの関係もなく、今月のパズルはこれ。
高2の読者・eさんからメールでとどいたものだ。
4−8=?
ぼくは解けなかったんだけど、みんな、わかるかな?
正解は――。
答え:口。 つまり「四」の中にある「八」を引くので「口」になる、というわけだ。QED
