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2009年10月30日更新

救命救急センターの心得 取材レポート 著者紹介 既刊本紹介 メッセージを送る
救命救急フライトドクター 攻めの医療で命を救え! みなさん、こんにちは!
フライトナース修行中のハナです。
なんと、わたしの働いている病院のモデルになった
日本医科大学附属千葉北総病院のフライトドクターが活躍しちゃう、
「救命救急フライトドクター 攻めの医療で命を救え!」
という本ができました!
そこで、この新しい本の中で活躍している松本尚先生から、
本の解説をいただきました!
松本先生は、フライトドクターの第一人者といわれているかたなんです。
先生は、医療もののドラマの監修をされることも多いんだそう。
では、先生お願いします!

日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター
松本尚(まつもと・ひさし)先生


ドクターヘリが一躍脚光を浴びるようになったのは、本書の主な舞台となっている2008年にフジテレビで放送されたドラマ『コード・ブルー』の影響が大きかったと思います。原先生と私はこのドラマの監修や医療指導を担当しましたが、昔からテレビっ子の私にとってはドラマの脚本制作に係わったり、俳優さんたちに医療シーンの動きを教えたりすることは良い経験でした。以来、映画やドラマは以前にも増して真剣に観るようになりました。このメッセージを書いている今は、同じフジテレビの「マルモのおきて」がお気に入りです。親子ではない双子の子供と独身サラリーマンが家族になっていく物語で、毎回のお話しの最後には家族の「おきて(掟)」が示されます。
無理矢理ですが、われわれ北総の救命救急センターもなんだかこの設定に似ている気がします。普通、大学病院の医局というとその大学出身の先生たちが集まっていることがほとんどなのですが、北総救命の医局の医師たちはみんなそれぞれ出身地も、出身大学もバラバラです。当然、学んできたことや、経験してきたこと、いろいろな処置をするときの手順や作法などもそれぞれに違っています。でも、衝突が起こることはなく、チームワーク良く仕事が進んでいきます。仕事をするときと仕事から離れるときの“ON”と“OFF”の切り替えもみんな上手で、“OFF”のときは子供みたいに幼稚な会話だってあります。「おきて」もあります。「あいさつをする」、「常に新しいものに挑戦する」、「一番になる」。これらは私が勝手に言ってることなんですが、でも医局の先生たちはよくわかってくれています。出自はさまざまでも、重症の患者さんたちを助けようとみんなが一つの家族のようにまとまる、これこそが北総救命のチカラとなっているのだと思います。
でも、医局におしゃべりする「ムック」だけは、いません・・・。

北総のチームワークはほんとにかっこいいんです!
岩貞るみこ先生が3年間取材をした力作で、ぜひ、あなたも「絶対にあきらめない」北総スピリットにふれてみてね。
元気が出ちゃいます!
みなさんからの、感想をおまちしてまーす!


岩貞先生から
 あわてんぼうで、おっちょこちょいで、しかも高いところが大の苦手というハナちゃん。なのに、なぜかドクターヘリに乗って患者さんのところに飛んでいく、フライトナースに選ばれちゃったから、さあ、たいへん! あんなトラブル、こんなハプニング乗りこえて、がんばるハナちゃんを応援してね!

命を救うプロが集まる、救命救急センターの心得! これであなたもフライトナース&ドクターになれる(?)
一、たとえ高所恐怖症でも、「習うより、なれろ!」

患者さんが待っています。
自分のことにかまってる場合ではありません。

高所恐怖症なのに、フライトナースになってしまったハナちゃん。
だいじょうぶ?


一、いざ、手術になるとかっこいいドクターたち。ぼんやり見とれていてはいけません。

患者さんがはこびこまれると、いきなり「試合開始!」の気迫にみちる初療室。
自分は、なにをしたらいいのか、とまどうハナちゃん。
でも、デキる先輩ナース、桃田主任はひとこと…


「頭じゃなくて、心で感じて動くのよ、ハナ!」

一、いつでもどこでも寝られること。

寝られるときに、寝ておかないと、自分の命がもちません。

でも、桜沢先生。ぬいだくつ下は、せめてクリーニングの箱にいれてください……。せっかくの美貌がだいなしです。

(注意)くまのぬいぐるみを抱きしめて寝ている、女性のフライトドクターは実在します。


一、だれもみていなくても、自分の仕事をがんばること。

自分が手をぬけば、助かる命が助からなくなることもあります。自分ががんばれば、助からなかったかもしれない命を救えることがあるかもしれません。

新人フライトドクターの村主陸(すぐり りく)くん。
あなたが患者さんのもとへ1秒でも早く「すぐりりく」できるように、新人整備士さんも日夜がんばってヘリの整備をしてくれているのです。


一、チームを信頼すべし。

救命救急の世界では、予想していることは起こりません。その場で判断できる瞬発力、判断力が必要です。そしてなにより、チームを信頼することが大切です。

「ハナ、おれたちはチームだ! かならずだれかがバックアップする。だから安心しろ!」
いまベテランの桐嶋先生だって、経験をつんでベテランになったのです。こわがらず、自分の信じたことをやって、ハナ!


一、患者さんを助けることができたら、感激できること。

だれよりも熱いハートの持ち主だから、ハードな仕事も続けることができるのです。

だれよりもマッチョなのに、だれよりも涙もろい羽鳥先生。
「ひとりを助けるということは、十人助けるのとおなじことなんだよ。みなさん、家族や友人がいるんだから。」
手術がおわって、ほっとした富樫先生もうれしそう。



取材レポート



2009年10月×日 フライトナースは、こんなに大活躍!

ドクターヘリに乗って患者のもとに向かうドクターにとって強い味方は、いっしょに行くフライトナースです。

フライトナースは、ドクターが「○○○!」「×××とって!」と言われてすぐ用意するのですが、でも、ぎりぎりの現場では、指示を待っていては間に合わないようなことだらけ。だから現場に向かうヘリのなかで、ドクターになにを言われても、さっとわたせるように、どんどん準備をすすめていくんです。

たとえば「患者は五歳、男児!」と聞いたら、子供用の救急セットを準備したり、「患者の意識はありません!」ときたら、「ドクターはノドに呼吸用のチューブを通す、気管挿管をするな」と判断して、その準備をはじめたり。だからフライトナースも専門の知識が必要なんですよ。

狭いヘリの中では、限られた治療用具をところ狭しと詰め込んでいるので、どこになにがあるのか、ぜんぶわかっているのは、実はドクターではなくナースだったりするんですね。

フライトナースはそれだけでなく、いざってときのためにヘリの緊急脱出の訓練をしたり、飛行中は周囲の障害物を確認したり、また、患者といっしょに病院に連れて来られない家族のために、連絡先を聞いたり病院の場所を教えたりと、大活躍です。

もちろん男性のフライトナースも大勢いますよ。フライトナースを目指すみなさん、がんばってくださいね!

患者のもとに向かうフライトナース。すぐに点滴ができるよう、ヘリの天井にぶらさげておきます。これからの季節は、ヘリに置きっぱなしの点滴はつめたーくなってしまうので、ホットラインが鳴ると同時に、病院にあるつめたくない点滴を持ってドクターヘリまでダッシュするんですよ。
患者のもとに向かうフライトナース。すぐに点滴ができるよう、ヘリの天井にぶらさげておきます。これからの季節は、ヘリに置きっぱなしの点滴はつめたーくなってしまうので、ホットラインが鳴ると同時に、病院にあるつめたくない点滴を持ってドクターヘリまでダッシュするんですよ。






2010年12月15日更新 2010年12月×日 救命救急における「緑の風船」の使い方
2010年07月30日更新 2010年07月×日 気持ちも熱いが、ヘリのなかも暑い!
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2010年07月01日更新 2010年06月×日 「病院内は、専用のPHSを使います。だから…。」
2010年06月15日更新 2010年06月×日 「天井から点滴」
2010年06月01日更新 2010年05月×日 「お絵かきじょうずは、ナースの条件?」
2010年05月14日更新 2010年05月×日 「飾りじゃないのよ、背中のロゴは」
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2010年04月15日更新 2010年04月×日 「機体番号「JA99DH」のドクターヘリは実在するか?」
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2010年03月15日更新 2010年03月×日 「さすらいの“バックボード”」
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2010年02月15日更新 2010年02月×日 「ドクターヘリの飛べる距離」
2010年02月01日更新 2010年01月×日 「ドクター&ナースの”足もと”に注目!」
2010年01月15日更新 2010年01月×日 「フライトドクターになるには」
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2009年12月15日更新 2009年12月×日 「フライトナースのこと、もっと知りたい!」
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2009年10月30日更新 2009年10月×日 フライトナースは、こんなに大活躍!
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プロフィール
岩貞るみこ(いわさだ るみこ)

モータージャーナリスト、ノンフィクション作家。横浜市出身。ナナハンでヨーロッパを走りまわったり、イタリアに住みにいっちゃったり、ヨーロッパ最高峰のモンブラン(4808m)に登ったり、クルマのレースに出てみたり、おもしろそうなことは自分でやってみないと気がすまない行動派(まわりは迷惑しているらしい)。
【公式サイト】http://iwasada.com/


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岩貞るみこ先生の作品はこちら


小説版 ドクターヘリのお話

フライトナース ハナ —黒衣の天使が舞いおりる!? の巻— フライトナース ハナ2 エンジンスタート テイクオフ!
『フライトナース ハナ —黒衣の天使が舞いおりる!? の巻—』ためしよみ 『フライトナース ハナ2 —わたしは空飛ぶ人魚姫?の巻—』
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『エンジンスタート! 
ドクターヘリ物語1』
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『テイクオフ! 
ドクターヘリ物語2』
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ノンフィクション

命をつなげ!ドクターヘリ しっぽをなくしたイルカ ハチ公物語 ゾウのいない動物園 上野動物園 ジョン、トンキー、花子の物語
『命をつなげ!ドクターヘリ 
日本医科大学付属千葉北総病院より』

『しっぽをなくしたイルカ 
沖縄美ら海水族館フジの物語』
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『ハチ公物語
待ちつづけた犬』
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『ゾウのいない動物園
上野動物園 ジョン、トンキー、花子の物語』
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