
みなさん、こんにちは!
フライトナース修行中のハナです。
なんと、わたしの働いている病院のモデルになった
日本医科大学附属千葉北総病院のフライトドクターが活躍しちゃう、
「救命救急フライトドクター 攻めの医療で命を救え!」
という本ができました!
そこで、この新しい本の中で活躍している松本尚先生から、
本の解説をいただきました!
松本先生は、フライトドクターの第一人者といわれているかたなんです。
先生は、医療もののドラマの監修をされることも多いんだそう。
では、先生お願いします!
日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター
松本尚(まつもと・ひさし)先生
ドクターヘリが一躍脚光を浴びるようになったのは、本書の主な舞台となっている2008年にフジテレビで放送されたドラマ『コード・ブルー』の影響が大きかったと思います。原先生と私はこのドラマの監修や医療指導を担当しましたが、昔からテレビっ子の私にとってはドラマの脚本制作に係わったり、俳優さんたちに医療シーンの動きを教えたりすることは良い経験でした。以来、映画やドラマは以前にも増して真剣に観るようになりました。このメッセージを書いている今は、同じフジテレビの「マルモのおきて」がお気に入りです。親子ではない双子の子供と独身サラリーマンが家族になっていく物語で、毎回のお話しの最後には家族の「おきて(掟)」が示されます。
無理矢理ですが、われわれ北総の救命救急センターもなんだかこの設定に似ている気がします。普通、大学病院の医局というとその大学出身の先生たちが集まっていることがほとんどなのですが、北総救命の医局の医師たちはみんなそれぞれ出身地も、出身大学もバラバラです。当然、学んできたことや、経験してきたこと、いろいろな処置をするときの手順や作法などもそれぞれに違っています。でも、衝突が起こることはなく、チームワーク良く仕事が進んでいきます。仕事をするときと仕事から離れるときの“ON”と“OFF”の切り替えもみんな上手で、“OFF”のときは子供みたいに幼稚な会話だってあります。「おきて」もあります。「あいさつをする」、「常に新しいものに挑戦する」、「一番になる」。これらは私が勝手に言ってることなんですが、でも医局の先生たちはよくわかってくれています。出自はさまざまでも、重症の患者さんたちを助けようとみんなが一つの家族のようにまとまる、これこそが北総救命のチカラとなっているのだと思います。
でも、医局におしゃべりする「ムック」だけは、いません・・・。