「あやかしの鏡」最新刊刊行記念
イラスト展&トークセッション&サイン会 レポート
☆描き下ろしイラスト壁紙ダウンロードプレゼントもあるよ!
「あやかしの鏡」最新刊の刊行を記念した友風子先生のイラスト展が、2011年10月に東京・自由が丘で開催されました。「あやかしの鏡」シリーズのカバーカットをはじめとする、美しい水彩画の原画が多数展示された会場に、「あやかし」ファンが大勢きてくれました!
ここで、10月10日に行われた友風子先生と香谷美季先生のトークセッション&サイン会のようすをレポートします!(編集T)
『あやかしの鏡』のカバーカットがずらり!
イベント当日の10月10日は三連休の最終日。会場には「あやかしの鏡」の原画が、かべいっぱいに展示されていました。見渡すだけでワクワクします!
その日は会場がオープンした早い時間から、すでに青い鳥っ子が何人も来ていました。トークセッションの椅子、足りるかな……と不安がちらり。
みなさん、初めて見る原画を熱心に観ていました。
予感的中で、イベントがはじまるころには、会場がこんなことに! →→→→→
おおあわてで椅子を追加。香谷先生と友風子先生にまで手伝っていただきました……(すみません……)。
たくさんの原画にかこまれて、話ももりあがりました!
そして、このイラスト展の主役・友風子先生と、ゲストに作者の香谷美季先生をおまねきし、トークセッションのはじまりです!
いつもの書店や講談社の会場でのイベントとはまたちがって、たくさんの原画にかこまれてのトークは新鮮です。また、青い鳥っ子のみんなとの距離も近くて、とても楽しい会でした!
トークセッションの一部をご紹介します!(以下、敬称略。司会は編集Tです。)
☆最新刊について
その日発売されたばかりの最新刊の原画も展示されていました!
- 友風子
- 「最新刊のカバーカットは、ラフを2パターン描きました。その両方ともボツになって(笑)、結局その2パターンを組み合わせたものになりました。」(※会場には、ボツになった2つのラフ案も展示されていました。)
- ―――
- (会場のみなさんの視線にあせって)ボツになったと言っても、絵じたいが悪かったとかいうことではないんですよ!!
- 友風子
- 「亜樹と座敷ワラシの構図は、1巻目と対になっています。」
- 香谷
- 「カバーはどれもすてきなんですけど、この最新刊の絵は本当にすてきですよね。」
- 友風子
- 「背カットは、中学生になってちょっぴり大人になった亜樹を意識しました。」
☆「あやかしの鏡」の仕事を友風子先生が始めたきっかけ
会場には立ち見の方も大勢いらっしゃり……本当にすみませんでした(涙)。
- 香谷
- 「編集Tさんから『この方はどうでしょう?』とすすめられたのが最初です。そのころ、今日のようなイラスト展があって、ふたりそれぞれで見に行ったんです。それで、もうこの方にお願いしましょう! と。」
- ―――
- 香谷先生とわたしのあいだでは、「ぜったいこの人!」と思っていたんですよね。なのに、友風子先生に連絡をしたときには、「何人か候補の方がいるんですけど、テストで描いてください。」みたいな。とか言っておいて、友風子先生ひとりしか候補はいなかったという(笑)。
- 友風子
- 「えーそうだったんですか! 知らなかった! 初めて講談社から連絡がきたときは、『ほんとに講談社の人かな?』って疑いました(笑)。」
☆絵を描きはじめたきっかけ・小説を書きはじめたきっかけ
- 友風子
- 「絵は5歳くらいから描いていました。プロを目指そうと思ったことはないんです。好きでずっと描いていて……。イラストの雑誌の読者投稿に送ったら載せてもらえて、そこから絵描きの友だちが増えて、イラストのグループ展に参加したりして、気付いたら、『あやかしの鏡』の仕事をしていました(笑)。」
- 香谷
- 「わたしは、もう物心つくころから『わたしは作家になる!』ってなぜだか固く信じていて(笑)。でも大人になるまでなんにもしていなかったんです。それから、『このままだとまずい。』と思って、小説の勉強をはじめ、賞に応募しました。『もうだめかも。』と思い始めた3度目の挑戦で賞をいただけて、デビューできてほっとしました。」
- ―――
- たった3回の挑戦でデビューできる香谷先生もすごいし、なんとなくプロになった友風子先生もすごい(笑)。でも、おふたりに共通していることは、とにかく書く・描く量がハンパないっていうこと! 仕事でなくても、書(描)かずにはいられない! という方がプロになるんだなあと思います。
☆「あやかし」シリーズで一番好きなカバーカット
- 友風子
- 「わたしは、第4巻の『みなぞこの人形』が一番好きですね! 印刷の色が一番理想どおりに出ていたので……。」
- ―――
- 今日、原画をごらんになったみなさんはおわかりだと思うんですけど、友風子先生の水彩の色を印刷で出すのは、とってもむずかしい! 印刷会社さんがすごくがんばってくれているんですけど、やっぱり原画がいちばんきれいですよね。
- 香谷
- 「わたしはどれも好きですけど……やっぱり最新刊の『いにしえの呪文』と、あと第1巻のふわっとした絵が好きです。この桜の花と、亜樹とチャーリーのふたりの雰囲気が。」
- ―――
- わたしも、記念すべき第1巻、好きです! あと、『おそろし箱』も好きです。このカエルちゃんが(笑)。
- 友風子
- 「カエル〜!(笑) 本文のさし絵でも描きましたね。」
- ―――
- 友風子先生のプロフィールに、「着物姿の女の子を描くのが好き。」ってあるのに、カエルとかサルとか青虫とか、ヘンなものばっかり描いていただいてます(笑)。ところで、この『みなぞこの人形』のカバー絵、じつはある重大なまちがいがあるんですよね(笑)。
- 友風子
- 「なんでしたっけ……ああ!(笑)」
- ―――
- もう校了(しめきり)がせまっていたので、香谷先生に「どうしましょう!?」ってご相談したら、「べつに妖怪だから、いいんじゃない?」と言われました(笑)。
- 香谷
- 「そんなこと言ったっけ?(笑) でも、まあほんとに、そんなこと気にされない方だと思うので、問題ないです。」
- ―――
- 会場のみなさん、どこがまちがいか、わかりますか?(※会場の青い鳥っ子さんたちはだれもわからなかったようで、答えを教えましたが、これを読んでいるみなさんはわかりますか?)
☆会場のみんなからの質問
会場には、描き下ろしの「あやかし」イラストが! 描き方の手順の写真もあり、見ごたえ十分です。
Q.「あやかし」のキャラのだれになりたいですか?
- 友風子
- 「好きなキャラはいっぱいいますけど、『なりたいキャラ』……うーん、学級委員長の上村香澄ちゃんですかねえ。絵ももっといっぱい描いてあげたかったです。」
- 香谷
- 「わたしは鏡子ちゃんです。あんなに言いたい放題言って、楽しいだろうなあと思います(笑)。」
Q.水彩画をうまく描くコツを教えてください!
- 友風子
- 「コツですか!? 水がかわかないうちに、色をていねいに乗せることでしょうか。」
そのほかにもいろんなウラ話がとびだし、会場のみんなからの質問もたくさんあって、とても楽しい時間でした。
最後にじゃんけん大会をして、友風子先生の絵のポスターをプレゼント。
サイン会のようす。長い時間ずっと待っていてくれたみなさん、本当にどうもありがとう!
つづいてのサイン会も長蛇の列。
両先生とも、ひとりずつとお話をしながら、サインを書かれてました。長野や四国といった遠いところから来てくれた読者の方もいてびっくり! 親子で読んでいます、というご家族もいて、うれしかったです!
やがて、長時間にわたったイベントもぶじ終了。みなさんに楽しんでいただけたようで、ほっとしました。
翌日、香谷先生よりメッセージが届きました!
みんな、遠くから来てくれて、ありがとう〜。
そして、最後まで温かく応援してくれて、感謝です♪
また、どこかで会いましょう! (香谷美季)
さらに、当日来られなかったみんなのために、友風子先生がスペシャルなプレゼントを用意してくださいました!
☆「あやかしの鏡」イベント開催記念
描き下ろしイラスト壁紙ダウンロードプレゼント!
会場まで来てくれた「あやかし」ファンのみんな、どうもありがとう!
これからも『あやかしの鏡』シリーズを、友達や家族といっしょに楽しく読んでね!