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2010年12月1日更新
齋藤孝の イッキによめる名作選
読書好きな青い鳥文庫読者のみんなの、読書力をさらにグレードアップさせる、青い鳥文庫編集部オススメの本をご紹介します! 明治大学教授でベストセラー『声に出して読みたい日本語』の著者、齋藤孝先生の『イッキによめる! 名作選』だよ。

齋藤孝先生 齋藤孝先生
明治大学文学部教授。ベストセラー『声に出して読みたい日本語』ほか、日本語や国語教育についての著書多数。また、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修もしています。
『イッキによめる! 名作選』はこんなシリーズです
『イッキによめる! 名作選』シリーズ に収録されている作品
どれも齋藤先生えりすぐりの、読んでおもしろい名作だよ。大人が読むようなちょっとむずかしい作品も、齋藤先生の解説やクイズでイッキによめる! きみも挑戦してみてね!
最新刊
『齋藤孝の イッキに読める! 世界の偉人伝』 『齋藤孝の イッキに読める! 世界の偉人伝』

アインシュタイン/エジソン/マザー・テレサ/孔子 ほか30人収録
世界の偉人がこの一冊に!
『齋藤孝の イッキに読める! 日本の偉人伝』 『齋藤孝の イッキに読める! 日本の偉人伝』

徳川家康/坂本竜馬/金子みすず/手塚治虫 ほか31人収録
日本を作った偉人を心の中に!
小学1年生
いろんな感情をあじわおう!
小学2年生
おもしろい物語にはコツがある!
小学3年生
名作は時間を超えて、基本になる!
小学4年生
クイズをだして、理解をふかめよう!
アメリカザリガニ(さくらももこ)
いちょうの実(宮沢賢治)
くもの糸(芥川龍之介)
ほか、全9作品
新発明のマクラ(星新一)
タイム・マシーン(村上春樹)
最後の一葉(オー・ヘンリー)
ほか、全9作品
夏帽子(長野まゆみ)
天の岩戸(松谷みよ子)
耳なし芳一(小泉八雲)
ほか、全10作品
たけしくん、ハイ!(ビートたけし)
枕草子(清少納言)
おおかみ王ロボ(シートン)
ほか、全10作品
小学5年生
言葉や文章は、血となり肉となる!
小学6年生
文庫本100冊、それが読書力だ
小学生のためのわらい話
いろんな笑いがわかることが、知性だ!
小学生のためのこわい話・ふしぎな話
想像の世界は、心の栄養だ!
怪盗ルパン(ルブラン)
字のない葉書(向田邦子)
夢十夜(夏目漱石)
ほか、全13作品
草之丞の話(江國香織)
首飾り(モーパッサン)
高瀬舟(森鴎外)
ほか、全12作品
落語/そこつの使者(前川康男)
金魚のお使い(与謝野晶子)
怪盗ジバコ(北杜夫)
ほか、全11作品
ミミズク図書館(柏葉幸子)
鏡(村上春樹)
首吊り御本尊(宮部みゆき)
ほか、全12作品
小学生のための宮沢賢治
やさしい心と美しい日本語を!
中学生
「お気に入りの作家」を見つけよう!
『齋藤孝の イッキによめる!小学生のための芥川龍之介』
芥川の、かっこよくて美しい日本語を読もう!
 
めくらぶどうと虹
月夜のでんしんばしら
銀河鉄道の夜
ほか、全11作品
旅をする木(星野道夫)
人間の土地(サン=テグジュペリ)
貧の意地(太宰治)
ほか、全14作品
くもの糸/仙人/魔術/杜子春/鼻/トロッコ/地獄変/羅生門
ほか、全11作品
●青い鳥文庫の作家の作品も読めます!
小学3年生 はやみねかおる先生『名探偵登場』
小学4年生 松原秀行先生『行列した県名』
柏葉幸子先生『お仕置き倉』
小学5年生 あさのあつこ先生『バッテリー』
読者のみなさんから届いた感想をご紹介します
『イッキによめる! 名作選 中学生』 (小4・女子)
『イッキによめる! 名作選 中学生』 (小4・女子)
『イッキによめる! 名作選 中学生』 (小4・女子)
『イッキによめる! 名作選 小学生のためのわらい話』 (小4・女子)
『イッキによめる! 名作選 小学生のための宮沢賢治』 (小5・女子)
『イッキによめる! 名作選 小学生のための宮沢賢治』 (小5・女子)
『イッキによめる! 名作選 小学生のための宮沢賢治』 (小6・男子)
『イッキによめる! 名作選 小学生のための宮沢賢治』 (小6・男子)
『イッキによめる! 名作選 小学生のための宮沢賢治』 (小6・女子)
『イッキによめる! 名作選 小学生のための宮沢賢治』 (小6・女子)
『イッキによめる! 名作選 中学生』 (中1・女子)
『イッキによめる! 名作選 中学生』 (中1・女子)
齋藤孝先生よりメッセージレター
『イッキによめる! 名作選』の読み方3か条
齋藤孝先生×青い鳥文庫ジュニア編集者 座談会
座談会 ジュニア編集者のみんなに、『イッキによめる! 名作選』を読んでもらったよ。じっさいに読んでみて、どうだった? 齋藤先生と青い鳥文庫編集部が、ジュニア編集者に話を聞いてみました。
参加者
「これをよむと、ほかのものがもっと読みたくなるというのが、ぼくのねらい。」
——みんなに『イッキによめる! 名作選』を2冊ずつ読んでもらったんですけれども、その感想は? むずかしかった?
はるか: むずかしくはなかった。「徒然草」も横に意味が書いてあったから、ふつうに読んだ。
齋藤: 『5年生』と『宮沢賢治』を渡したんでしたっけ。
小学5年生参加したジュニア編集者に読んでおいてもらった本
——声に出して読んでみたら、ふだん読んでいるのとどうでした?
ともこ: 「バッテリー」を読んだら、頭にアニメーションみたいなのが出てきやすくなった。
齋藤: 「バッテリー」は、ほんとうはもっと長いんだよね。でも、クライマックスという盛りあがるところを一部でも読むと、また前とか後ろを読みたくなるじゃない。そこをきっかけに外に広がるというのかな。だから、これを読むと、ほかのものがもっと読みたくなるというのが、ぼくのねらいだったんだ。
——あとは、自分だとえらばない本が入っていたりもしますね。
齋藤: そうだね。この『5年生』はけっこう渋いんだよね。川端康成とか吉田兼好とか夏目漱石が入っているんだね。古いというか、有名だけれども、小学生があまり読まないような作品もえらびました。
「声に出さないときよりも、おもしろいという感情が大きくなる。」
——あかねさんはどうでした?
あかね: 宮沢賢治の「気のいい火山弾」がいちばんおもしろかった。
——それも、声に出して読んでみた?
あかね: はい。
——声にだしてみたら、なにかちがいましたか?
あかね: 声に出さないときよりも、おもしろいという感情が大きくなりました。
齋藤: ああ。ぼくは、「気のいい火山弾」がすごく好きだったんですよ。火山の石だけれども、すごくごきげんな連中で、火山の石がしゃべっているのは、なんとなくおもしろいよね。
——世の中には、ほかに火山弾が主人公の話はないかもしれないですね。
齋藤: 世の中にないですね。だいたい、宮沢賢治の短編集を作るときも、「火山弾」は入らないかもしれないね。みんなは、わりと自然に声に出して読めましたか。
ともこ: 自然にというか、やはり声を出して読むと、おなかから声を出して、すごくすっきりするというか。それと、ふだん、読んでいる本は、黙読していると、どんどん速く読んでいってしまって、つっぱしってしまうんですけれども、声に出して読んでみると、ひとつひとつの言葉をつかみながら読めるし。
——すごい。
ともこ: わたしも、ようすがより思い浮かべやすくなる。
齋藤: 座談会読み方の3か条にもあるけど、頭の中で文章を絵にしてみると、おもしろいし、効果もアップするんだね。
「やはり文章は、すじだけじゃなくて、言葉のリズムとか勢いが大事。」
齋藤: ぼくは「声に出して職人」と言われています。もちろんふだんは、ぼくはたくさんの本を読むから、全部を声に出しているわけではないけれども、ニーチェとか、好きなものはけっこう出してしまうんだよね。声に出していると乗ってきて、演劇しているような、演説しているようなふんいきになって、気持ちがぐっと入ることがあるんです。たぶん、ふつうに黙読しているときも、頭の中で声をだして読んでいると思うんだよね。自分で読むと、それがもっとはっきりするかもね。
——げんくんは、年間350冊も読んでいるんだよね。さすがに全部は声に出せないと思うから、きっとふだんは黙読していると思うんだけれども、今回、声に出してみてどうでした?
げん: やっぱり感情移入がしやすいというか。そして、物語に入っていけます。
齋藤: やっぱり物語に入りやすいのかな。
ともこ: 音読すると、古い言葉のイントネーションがなんとなくわかったりとか。
齋藤: イントネーションね。小学生でそこまで意識できるのは、すごいね。
そういえば、これをえらぶときに、音読して盛りあがるものという観点でえらびましたよね。
——そうですね。
齋藤: 座談会 ストーリーとしては、おなじぐらいおもしろかったとしたら、読んでみたときにリズムがいいほうをえらんでみたんですよね。やはり文章は、すじだけじゃなくて、言葉のリズムとか勢いみたいなものが大事だからね。
「むずかしいものも、何回か声に出して読んでいると、意味がわかってくる。」
——まさきくんは、ふだんも声に出して読んでしまうことがありそうな感じだったけれども、どういうときに?
まさき: 夏目漱石とか宮沢賢治は、むかしの表現で、ちょっと理解しづらかったけれども、何回か声に出して読んでいると意味がわかってくる。
齋藤: そうだね。ちょっとむずかしいものは、音読したほうが理解しやすいのかもしれないね。
——また、『5年生』には古文の「徒然草」も入っていましたけれども、古文とか、高校になってからの漢文も、きっと声に出して読んだほうが入りやすいかもしれないですね。
齋藤: そうだね。古文を入れてみたけれども、どうだった? さっき、はるかさんが「横に意味があるからだいじょうぶ。」と言ってましたけど。
——あかねさん、どうでした?
あかね: ほかの本でむかしの話を読んでいるときは、2、3回読んでやっと意味がわかる感じですけれども、『イッキによめる!』だと意味が書いてあって、1回ですぐわかった。
齋藤: 座談会 こういうのは、やっぱり横に意味が書いてあるほうがいいと思うんだよね。それで、読むのは右側の古文を読むほうが味わいが深いというか。古文は、音読しないと、ちょっともったいない感じがしますね。
齋藤先生と、読書好きなジュニア編集者とのトークは、まだまだ盛り上がります。読書について、文章力について……さらに齋藤先生直伝の読書術を知りたい人は、つづきをクリック!
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