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2010年7月15日更新
青い鳥文庫30周年記念スペシャル企画総まとめ

2010年6月22日(火)訪問
はやみねかおる先生@鳥取県 大山町立大山小学校


 去る6月22日、梅雨のまっただ中にもかかわらず、とてつもない晴天に恵まれて、はやみね先生とお供の、青い鳥文庫編集長・高島、担当森定は、鳥取県の大山小学校まで行ってきました。大山は、おおやまではなく、だいせんと読みます。伯耆富士(ほうきふじ……「伯耆」は昔の国名で、いまの鳥取県西部のこと)ともいわれる名峰です。
はやみね先生  私たちは、米子空港からレンタカーで、名峰大山のふもとにある大山町立大山小学校へとむかいました。
 「おもしろい話がしたい!」の授業? 講義? スピーチ? とにかく「おもしろい話」をするのは、14時からです。13時過ぎに小学校に到着したところ、迎えてくれたのはなんと、はやみね先生歓迎の看板! はやみね先生のやる気もこれで200%アップしました。

 まずは、校長室で、野上校長と担任の西尾先生から、小学校の歴史などをきき、「おもしろい話」授業へのウォーミングアップをします。授業のネタを、はやみね先生がちょっとだけ披露(ひろう)したところ、
「うおおおおぉぉぉぉ! なんだこれは〜〜!? さっぱりわからんぞ!?」
と、素晴らしいリアクションを見せてくれました。
 はやみね先生の「おもしろい話がしたい!」の成功の立役者は、じつは、校長先生でした。

 14時になりました。音楽室には、3年生から6年生の39人の生徒が待っていました。黒板には、なんと司書の先生の描いてくれた、夢水とクイーンの絵もありました。
○○先生、ありがとうございました!

黒板に書かれたイラスト
ちょっとばかり、大山小学校のみんなも緊張しているようなので、まずはみんなで伸びをして、緊張をほぐします。
  ほぐれたところで、はやみね先生の授業開始。授業のテーマは、トリックについてです。話だけではおもしろくないので、見てわかるトリックからはいりました。

教室内01
写真をよーく見てください。これは、一枚の紙なんですよ。マジックシートといいます。ちょっとピントがぼけてますけど、それはトリックではありません。一枚の紙なのに、切れ込みの入り方がおかしくないですか? あっちをくっつけると、こっちがくっつかない。こっちをくっつけると、あっちがくっつかない。野上校長も、 「あれぇ、どうなってるんだあ? これ一枚ですよねえ? 二枚をくっつけたんじゃあないですよねえ?」
と不思議がってくれています。校長先生のおかげで、みんなも不思議がってくれました。一発目のトリックは大成功です。

紙の写真
ペットボトルの写真

 そして、つぎのトリックは、これまた不思議なペットボトル。マジックボトルとでもいいましょうか。さて、どうやって、ボルトのしまった棒を、ボトルの中にいれたのでしょう?
「いや〜〜!? 不思議だ!? いったいどうやったんだ? うん〜〜!?」
と野上校長がまたしても、みんなをリードして不思議がってくれました。

 生徒のみんなも、
「ボトルがじつは切れていて、テープでつないである。」とか、
「穴がどこかに開いてる。」とか、
 いろいろな意見がでましたが、これの答えは、トップシークレットでした。
「どうしてもわからなければ、校長先生があとで、手紙を書いてくれたら、そこで正解を教えます。」とつれない答え。

 謎ときをする校長先生

 でも、かんたんにわかるより、盛り上がったと思います。校長先生も必死になって、いろいろ試していました。

 小説でも、こうやって、積極的に不思議がってくれる登場人物がいると、話は展開しやすくなりますが、この日の授業は、まさに校長先生のおかげで、「おもしろい話」になったと思います。

 そんなこんなで、「あたりまえのことをあたりまえでなく見せる→トリック」と「あたりまえでないことをあたりまえのように見せる→サギ」について、楽しい授業がつづきました。みんなも、大盛り上がりで、小説の書き方についての時間がすくなくなってしまいましたが、校長先生をはじめとして、みなさんに楽しんでいただけたのはまちがいないようです。

子供たちにサインをするはやみね先生

 「おもしろい話がしたい!」の後は、サイン会。こちらも、スクールバスの時間ぎりぎりまでおこないました。そして、なんと! サイン会の間に、校長先生は、
「おっ! わかったかもしれない! たぶん、わかった! もうすぐできそう!」
と、ペットボトルをいじっている間に、謎を解いてしまいました!! 今回は、最初から最後まで、校長先生が大活躍でした。

米子市内の今井書店でのサイン会

 サイン会は18時から、米子市内の今井書店で行いました。平日の夕方にもかかわらず、大盛況! サインをしている間にも列はのびていきました。18時50分くらいに、サイン会はいったん終了しましたが、帰りぎわ、
「あとひとりお願いします!」との声。
 自衛隊員の方が、仕事の後、自転車をとばして遠くからかけつけてくれたのでした。
 サイン会も、多くの読者の方との交流ができ、充実したものになりました。

 たくさんの人がサイン待ちで並んでいる写真

 その夜、お疲れ様宴会で、はやみねさんに何があったかは、ここではナイショですが、とても楽しい学校訪問&サイン会となりました。

 








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