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2011年5月13日更新
“ここは京まち、不思議まち

“更新情報

・ 5月13日に更新したのは

“更新情報

“服部千春先生からのメッセージ

青い鳥文庫ファンのみなさん、こんにちは。「ここは京まち、不思議まち」の部屋へ、ほんまにようこそおこしやす。シリーズ作者の服部千春です。
今回のこの部屋は、花便りにしてもらいました。花は、冬の冷たさにたえ、じっと枝の中で花芽を育てて、春に一気に花を咲かせます。そんな花の潔さがわたしは好きです。今年は大変な毎日でお花見どころじゃない方たちがたくさんいらっしゃったことと思います。それでもいつかきっとみなさんに明るい春の日差しが降り注ぐ日が来ますように、祈りながら今年の花をながめました。
さてさて、これは子どものころのわたしのお話ですが、本が大好きだったわたしの夢は、やかまし村の子になることでした。「やかまし村」とは、スエーデンの児童文学作家・リンドグレーンが描いた本の中の村です。主なシリーズが三冊あります。子どものときのわたしが一番好きだった本です。
「ここは京まち、不思議まち」を読んでくれた人が、わたしが「やかまし村」にあこがれたように、「京まち」の子になりたいと思ってくれたら本当にうれしい、そう思いながら書きました。どうぞ楽しんで読んでもらえますように願っています。

服部千春



実希先生からのメッセージ

実希

“服部千春先生からのメッセージ

“登場人物紹介
佐々木愛香(ささき・あいか)
佐々木愛香(ささき・あいか)
京都にひっこしてきた、小学5年生。お母さんにもらった金の鈴が、商店街の守り主「おぼこさん」の「担い手」のしるし、といわれるが、本人は「おぼこさん? 担い手??」とまだあまりよくわかっていない。
サチ
サチ
愛香のおじいちゃんのお店〈はな・はな〉を、ずっとむかしから守りつづけている「おぼこさん」。ネコの体からはなれた姿は、小さな女の子。でも、しっかりしていて、どちらかというと愛香のお姉さん的ポジション。

おとめさん
おとめさん
本名・花清水(はなしみず)とめ。洋服屋さんのような、雑貨屋さんのような、あやしい……いや、名前どおり不思議な〈不思議堂〉の店主で、おぼこさんのお世話をする「担い手」でもある。当たらないと評判の水晶うらないが趣味。
クロ
クロ
〈不思議堂〉のおぼこさんネコで、人間の姿は男の子だが、話し方は「男の子」というより、おっさんくさい。お客さんがやってくるのを予知できるが、おいしいものが目の前にあると「お客さんでっせ〜」と知らせるのをわすれる。

ラビアン・ローズ
ラビアン・ローズ
京まち商店街にオープンした、占いと喫茶と洋服の店〈ラビアンの館〉の主。とっても美人だが、占ってもらった人たちの様子がちょっとヘン!? 占いと洋服の〈不思議堂〉や、喫茶もやってる〈はな・はな〉にとっては、ちょっとあやしいライバル。
エリザベス
エリザベス
ラビアンといっしょに商店街にやってきたネコ。ブルーグレーのふわふわした毛並みと、サファイアのようにかがやく目がきれいだが、「にゃうお〜ん」て鳴き声にはあやしい力があるような……。同じネコでも、おぼこさんの敵なの? 味方なの?

桜(さくら)ちゃん
(さくら)ちゃん
愛香の叔母(おば)で、〈はな・はな〉を手伝っている30歳・独身の看板娘(かんばんむすめ)。ひっこしてきたばかりの愛香にも、どんどん配達や家の手伝いをさせるが、人使いがあらいわりに、やさしいところもある。
藤井敏則
藤井敏則(ふじい・としのり)
京まち商店街で、〈はな・はな〉というお花屋さんをしている、愛香の祖父。コーヒー好きで、お店の半分を喫茶店にしてしまった。愛香がはやく商店街になじめるように、いろいろ気をくばってくれるやさしいおじいちゃん。

“登場人物紹介
“愛香の京まち便り

佐々木愛香
「ここは京まち、不思議まち」の部屋を見てくれてるみなさん、おこしやすぅ。
京まち商店街〈はな・はな〉の花娘・佐々木愛香どすぅ

前回(4月28日)と今回(5月13日)、2回限定で復活中の「京まち部屋」。
なんでかっていうと、
『ここは京まち、不思議まち あやしいライバル』
発売になったからです〜!

どんなお話かは読んでのお楽しみ♪てことで、
服部先生のメッセージにもあったように、
今回の「京まち部屋」では、「京まちからの花便り」をお届けしたいと思います。
だって私、花娘ですからねっ! うふっ。
ず〜っと北上してた桜前線も、もう北海道までたどりついたころかな?
もう桜は終わっちゃったよ〜って人も、もう一度お花見気分で楽しんでね。
では、「花便り」、スタート!

賀茂川

佐々木愛香
これは、鴨川(かもがわ)沿いの桜。
やっぱり、京都といえば、鴨川よねぇ。

おとめさん
愛香、これは鴨川とちがいますえ。
鴨川やのうて、賀茂川(かもがわ)どす。

佐々木愛香
え? かもがわじゃなくて、かもがわ?

おとめさん
愛香にもわかるようにざっくりいうと、
ある場所から上(北)のほうを賀茂川、下(南)のほうを鴨川いうんどす。

佐々木愛香
……ざっくりしすぎてて、かえってわからないんだけど、まあいいや。
じゃあ、これは「賀茂川」ね。気持ちよさそう! で、お次は……

高台寺

佐々木愛香

これも有名な、高台寺(こうだいじ)のしだれ桜。
高台寺は、えーと……あ、豊臣秀吉の正室、ねねさんが、
秀吉が亡くなったあとに、その冥福(めいふく)を祈るために建てたお寺なんだって。
あってる?

おとめさん
おうてる、おうてる。

佐々木愛香
よし! じゃあ、この調子で……

哲学の道

佐々木愛香
こんどは、「哲学の道」の桜です。うん、なんか頭よくなりそうな名前!

おとめさん
へぇへ、愛香はたくさん歩いときよし。

佐々木愛香

もうっ、失礼ね!
えー、ここは、哲学者の西田幾多郎(にしだきたろう)さんが
考えごとしながらよく散歩してたから、「哲学の道」っていうんだって。
近くには、銀閣寺(ぎんかくじ)や、南禅寺(なんぜんじ)っていう名所もあります。
南禅寺って、湯豆腐が有名なんだよねぇ〜。むふ。

おとめさん
食べもののことは、よう覚えとりますなぁ。

佐々木愛香 (無視して、次、つぎっ!)それから、ここは、円山公園
円山公園も、しだれ桜で有名なんだよね。
「八坂さん」ってよばれてる八坂神社のとなりにある、有名な公園よ。

円山公園

おとめさん
このしだれ桜は、二代目なんえ。

佐々木愛香 へぇ〜。あ、なになに、「初代の桜は、昭和22年に枯死してしまった」。
枯れちゃったってこと? 「初代は樹齢220年」 へー、すっごぉい!
二代目は、初代からとった種から育てたんだぁ。

おとめさん

桜かて、いろんな人の手をかりて、命をつないだり、
また元気になったりするってことやさかい、
今たいへんなところも、みんなで手っとおたらええと思いますえ。
みんなが忘れんと、毎日ちゃぁんと暮らすことも、
りっぱな「手つだい」になるんとちがいますやろか。

佐々木愛香
……うん、そうだね。あ、こんな写真もあるよ。

桂

おとめさん
桂にある自衛隊の駐屯地(ちゅうとんち)やね。

佐々木愛香 ここからも、東北や、いろんなところにお手伝いにいってるのかなぁ。


(ググ〜ッ)

おとめさん
……愛香、あんたおなかがなっとるやないの。

佐々木愛香 えへ。いっしょうけんめい説明してたら、おなかすいてきちゃった。
あっ、そうそう、桜ちゃんが「おとめさんに」ってもたせてくれた
桜もちがあるよ! ……あれ? ねぇねぇおとめさん、これ、桜もち?

桜もち

おとめさん
ああ、そうそ、京都ではこれが「桜もち」。東京とはちがいますやろ?

佐々木愛香
うん。わたし、これは「道明寺(どうみょうじ)」って言ってた。
東京の桜もちは、こんなだったよ。

桜もち

佐々木愛香
そっかぁ、京都と東京では、桜もちもちがうんだぁ。
でも、どっちもおいしいそう! 桜のいい香りがする〜。

おとめさん
ほんにあんたは、「花娘」いうても、「花より団子」やねぇ。

佐々木愛香

うふ。だって、きれいなお花みながら、
おいしいものたべたら、もっと幸せになるじゃない♪
みんなも、「京まちだより」を読んで、もっともっと
「京まち」のこと、好きになってくれたらうれしいです!
それじゃ、いっただきまぁ〜す♪

“バックナンバー

2011年 5月13日更新 「京まちからの花便り」
2011年 4月28日更新 「『ここは京まち、不思議まち』シリーズ感想特集!」
2010年12月15日更新 「お地蔵さんと地蔵盆」
2010年12月1日更新 「京ことば」
2010年11月1日更新 「深泥池」

“愛香の京まち便り
“1巻150ページ分をためし読み!

「ここは京まち、不思議まち」シリーズの最終巻、
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なんで愛香はねこと話せるの?
「おぼこさん」てなに? 「担い手」って?
京都を舞台に不思議がおこる、「京まち」シリーズをぜひよろしくね!

“『花娘・愛香どすぅ』をためし読みする
“第1回
“第2回
“第3回
「京まち」シリーズの感想や、服部先生へのメッセージはこちらへ!

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“1巻150ページ分をためし読み!
“服部千春先生の本
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