世界にはばたく青い鳥文庫の読者のみなさま、こんにちは。青い鳥文庫の前野メリー

です。「青い鳥文庫が台湾の読者にも読まれることになりました!」とこのサイト上で報道してから早や2年。そのあいだに、日本の青い鳥文庫が30周年をむかえたり、小学5年生だった青い鳥っ子が中学生になったり、世の中いろんなことがありました……(遠い目)。

↑「青鳥快報」のトップをかざるのは
『四年一組ミラクル教室』!
最初に台湾版青い鳥文庫ができてから2年たって、それからいまどうなっているのでしょうか? あいかわらず人気なのでしょうか!?
と、ドキドキしていたところ、台湾から大きなチラシが届きましたよ。どのくらい大きいかというと、学校で使うノートをひらいた大きさ×2冊分(いわゆるB3サイズ!)です。
そこには見慣れたイラストが。これはもしや……『四年一組ミラクル教室』では!
台湾は中国語で、日本とおなじく漢字の国です。なのでがんばって読んでみました。

↑こちらが『四年一組ミラクル教室』の
日本版と台湾版です!
なんとなく、なんとなーくですがわかるよう気がしませんか!? おなじ青い鳥文庫を台湾の青い鳥っ子も読んでいるなんてうれしいですね〜。

↑第1巻『キャプテンはつらいぜ』の
一部が中国語に翻訳されてます!
この特大チラシ、めくってみると、もうひとつまた見慣れたイラストを発見。
これはもしや、青い鳥文庫のロングセラー、野球少年必読の「キャプテン」シリーズ!
「キャプテン」シリーズの1冊目、『キャプテンはつらいぜ』がはじめて単行本として刊行されたのは1979年。なんといまから31年前というからオドロキ! 今年2010年に30周年をむかえた青い鳥文庫よりも先輩なんですね。

↑こちらが『キャプテンはつらいぜ』の日本版と台湾版!
日本版は2010年の今年25歳です。
その後、1985年に青い鳥文庫に入って、以来25年にわたって愛読され続けている超ロングセラーなんです。それが25年目にして、台湾版に! この物語が生まれたばかりのころは、よもや台湾の読者に読まれる日が来るなんて思ってもみなかったことでしょう。いやー、長く愛読されていると、いろんなことがありますね!
今回の台湾版青い鳥文庫に仲間が増えたことをお祝いして、『四年一組ミラクル教室』作者の服部千春先生からメッセージをいただきましたよ。
『四年一班神奇教室』。これがタイトルだそうです。台湾版だからもちろん中国語です。本文はもっとすごいです。全部が漢字で、ひらがなは一字もありません。なにをいまさらですが、そのことにまず感動しました。その漢字もずいぶんとむずかしい漢字ばかりで、あらためて漢字の文化圏のすごさを思いました。
わたしは台湾へはまだ行ったことがありません。そんな未知の国の本屋さんにわたしの本がならんでいる。どんな子が手にとってくれるのでしょう。考えただけでワクワクドキドキです。「キャプテン」シリーズの後藤竜二先生が「『四年一組ミラクル教室』、おもしろいよ。」と言ってくださったことも思い出します。その後藤先生の「キャプテン」シリーズといっしょにならぶ幸せをかみしめながら……。
服部千春
実は服部先生がこのメッセージを寄せてくださった直前の2010年7月、後藤先生は病気で亡くなられたんです。台湾の読者の感想を聞くことなく天に召されたのは、とてもとても残念です……。でもいまは、天国で日本と台湾の読者を見守られていることと思います!
今回、あらたに2シリーズが台湾版になるにあたり、台湾版青い鳥文庫を出している台湾三采文化という出版社の編集長の曾さんからもメッセージが届きました。なんと曾編集長みずから日本語で書いてくれましたよ!
日本の青い鳥愛読者のみなさん
こんにちは。わたしは台湾三采文化の編集長、曾雅青です。

↑左が台湾版『若おかみ』1巻、
右が日本の『若おかみ』台湾編です。
日本の有名旅館の加賀屋が2010年末に台湾の温泉街北投にて、海外一号店を開くというニュースは、世間をにぎわせています。思い起こせば、2009年に、『若おかみは小学生!花の湯温泉ストーリー』の令丈先生が来台取材の際、わたしは先生のおともとして、その近くの温泉博物館や北投公園などを訪問し、なかなかゆかいな初夏となりました。北投に関しては、『若おかみは小学生!スペシャル おっこのTAIWANおかみ修行!』でもけっこう紹介していますが、その本をお読みになった方は、きっと台湾について、もっと知るようになったことでしょう。
読書というのは、とても不思議な力を持っていますね。わたしたちに、見も知らぬはるかかなたのことを知るようにさせ、親近感を持つようになりますから。いま、このとき、たくさんの台湾読者もみなさんとおなじで、チョコやおっこの物語を読んでいると思います。ひょっとして、将来みなさんが縁があって、どこかで出会って、幼いころの思い出話をしていたら、黒魔女や若おかみのすばらしい物語が、おたがいの思い出の一つであることに気づくでしょう。わたしはそうであることを、ずっと夢に思っています。
台湾はおもしろいところです。近い将来、台湾でみなさんに会えることを期待し、台湾と日本の読者のみなさんが、いっしょに青い鳥文庫のすてきな物語をわかちあえたら、幸せだと思います。
曾雅青より 2010.6.15
曾編集長、あたたかいメッセージをありがとうございます! 曾編集長からのメッセージにあったとおり、日本の青い鳥っ子と台湾の青い鳥っ子が、「黒魔女さん」や「若おかみ」や「キャプテン」「四年一組ミラクル教室」、そのほかにもたくさんのおなじ本の話題で盛りあがれたらうれしいですよね〜。そんな日が、もうすぐそこにせまっている……どころか、いますぐにでもおなじ話題で盛りあがれるんですよ!
さらに台湾だけにとどまらず、いまやタイや韓国、中国でも青い鳥文庫の物語がどんどん刊行されています。日本の青い鳥文庫編集長のハンターTいわく、
「世界中のみんなを青い鳥っ子にするよ〜!!」
とのこと。すごい時代になりました!
日本の青い鳥っ子のみなさん、あなたが台湾へ行ったら、または台湾から日本へきた青い鳥っ子に会ったら、ぜひ青い鳥文庫の話をしてみてね。タイや韓国や中国でもぜひぜひ! これからも日本と世界じゅうのみんなが、楽しい本にめぐりあえますように。青い鳥文庫はこれからもますます世界にむかってはばたいていくよ。あなたの応援、ひきつづきよろしくね〜!!