 学術文庫2109
加藤尚武:編
定価(税込):1,103円
感覚から絶対知へ、ギリシャから近代の壮大な知へ――。哲学史上に屹立する不朽の一冊を精緻に読み解き、その今日的意義にせまる。誰もが親しめるヘーゲル哲学入門。
 学術文庫2110
高畠通敏
定価(税込):1,680円
伝説の「教科書」待望の復刊。幾度も改訂を重ねた名著に著者最後の増補原稿を加えた完全版。統治の学を自治の学へと捉え直した高畠政治学が甦る。復権、市民教養!
 学術文庫2111
服部幸雄
定価(税込):1,470円
都市空間に突如出現する異界=劇場。櫓、桟敷、幕、橋、鼠木戸、船など、「神/魔物」の場所を構成する驚異の仕掛けを、芸能論、民俗学、歴史学などで超解読する。
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 学術文庫2112
青柳正規
定価(税込):1,050円
古代風刺小説の金字塔『サチュリコン』のハイライトシーン。解放奴隷の成金富豪が催す饗宴の一部始終を徹底解読。繁栄を謳歌するネロ帝時代の社会と人生観を描く。
 学術文庫2113
慈円
大隅和雄:訳注
定価(税込):1,365円
「歴史の道理」とは何なのか。鎌倉時代初頭にあって、源平の盛衰など政治の動静をたどり、天皇歴代を検証。稀有な歴史書の全訳!
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【書目一覧】 2012年1月現在
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学術文庫2014番『続日本後紀 全現代語訳(上巻)』についてのお詫びとお知らせ
2010年9月刊の学術文庫『続日本後紀 全現代語訳(上巻)』に付載した原文に一部誤りがあることが判明しました。読者の皆様に深くお詫び申し上げます。すでにご購入いただいた皆様には、訂正版と交換させていただきたいと存じます。手続きの詳細は『続日本後紀(上)』のページをごらんください。
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 学術文庫2104
三浦雅士
定価(税込):1,575円
近代日本の文学とは、いったい何だったのか。社会や思想状況と、どう関わってきたのか。「青春」という概念の圧倒的なひろがりと消長を鍵に展開する刺激的論考。
 学術文庫2105
岩田規久男
定価(税込):1,008円
貨幣経済の宿痾、インフレとデフレ。二つの悪夢の発生因を解明し、抑制法を考える。インフレ目標政策とは何か? 格好の経済学入門にして提言の書。大幅に加筆!
 学術文庫2106
ドナルド・キーン
金関寿夫:訳
定価(税込):1,995円
異文化たる西洋との強烈な邂逅によって幕を開けた日本の近代。遣欧米使節、福沢、鴎外、漱石、一葉ら、幕末・明治を生きた人々32篇の日記に日本人の心性を探る、日記で読む日本人論・近代篇。
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 学術文庫2107
田中英道
定価(税込):1,890円
「普遍的価値」をもって日本美術の作品を再評価する。縄文から現代まで「様式史」の視点から、縦横無尽に論ずる画期的日本美術入門書。500点以上の図版を収録。
 学術文庫2108
足利健亮
定価(税込):1,008円
地図こそ歴史を知る一級資料である。地形や地名、道路や遺跡の位置関係から過去の景観を復原し、人々の営みとその意図を大胆に推理する〈歴史地理学〉の楽しみ。
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 学術文庫2099
大澤真幸
定価(税込):1,155円
吉本隆明、柄谷行人、丸山眞男、三島由紀夫、埴谷雄高、村上春樹など、文学と哲学を縦横無尽に横断し、近代日本を思想として問いなおす、注目社会学者の刺激的論考。
 学術文庫2100
J・M・ケインズ
山形浩生:訳
定価(税込):1,575円
恐慌に直面した経済学は、本書をもって脱皮を遂げた。正確かつ明快な訳で読む、マクロ経済学の源流。クルーグマンによる序文、ヒックスの関連重要論文を併録。
 学術文庫2101
坂本一登
定価(税込):1,313円
立憲制確立のためには、まず天皇の権限を明確にして「宮中」を制度化し、内閣を自立させることが不可欠だった。伊藤博文の真の業績を論じたサントリー学芸賞受賞作。
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 学術文庫2102
宮元啓一
定価(税込):840円
古代インドの宗教的、思想的土壌に、どのような革新性をもって仏教は生まれたのか。その生成の場面に光を当て釈尊の思想の本質に迫る、インド思想史研究の意欲作。
 学術文庫2103
阿部謹也
定価(税込):924円
エッダ、サガを経て、『奇跡をめぐる対話』『黄金伝説』では死者イメージが大変貌を遂げる。「贖罪規定書」を併読し、西洋の個人主義的精神構造の根源を探求する。
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 学術文庫2086
倉本一宏:訳
定価(税込):1,470円
一条朝から三条朝へ。天皇崩御、新帝即位の激動を中心として、平安最盛期の宮廷政治、儀式次第、行事の詳細が綴られる。権力中枢の実態を知るための不可欠の史料。
 学術文庫2095
伊藤博明
定価(税込):1,365円
自然魔術、占星術、錬金術、降神術、数秘術、カバラ……。暗黒の中世を経て、甦った古代の神々と叡智とは? ルネサンスを「隠されたもの」も含め総合的に読み解く。
 学術文庫2096
山本健吉
定価(税込):2,100円
研究と実作の双方を見すえた、学識と表現者の感受性の結晶。実景、実感、伝記的事実、言葉の意味、詩性――。全973句の詳細な注釈を通して、俳聖の世界に迫る。
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 学術文庫2097
姜在彦
定価(税込):1,733円
朝鮮における儒教の2000年にもおよぶ歴史を丹念に描き出した記念碑的著作。中国・日本との対比は朝鮮の独自性のみならず東アジアの精神的古層をも浮き彫りにする。
 学術文庫2098
J・v・ユクスキュル
入江重吉・寺井俊正:訳
定価(税込):1,050円
人間中心の機械論的世界観を退けて著者が提唱した「環世界」とは何か? 20世紀の動物行動学や哲学、生命論に大きな影響を及ぼした、今も新鮮な生物学の古典。
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学術文庫2085
倉本一宏:訳
定価(税込):1,470円
長保2年、一条天皇の皇后定子が25歳で没し、中宮彰子との二后並立が終わる。翌年には一条の母・東三条院の崩御。宮廷の力学はどう動いたのか、日記による実況。
 学術文庫2091
M・ウェーバー 濱嶋朗:訳
定価(税込):1,155円
希望はカリスマを生む。だがそれは日常化する――。支配の本質に迫り官僚制化の必然を想起させる、ウェーバー世界への入門書。社会の科学はここからはじまった。
 学術文庫2092
土屋恵一郎
定価(税込):1,260円
パノプチコン創案者にして功利主義者という理解では、ベンサムの全体像は理解不能である。啓蒙時代の思想家が描いた近代社会の設計図を読み解き、その源流を探る。
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 学術文庫2093
田中健夫
定価(税込):924円
14〜16世紀の東アジア沿岸で猛威を振るい、国際社会の動向をも左右した海民集団の実像を、国境を越えた「海の視点」と世界史的視野から浮き彫りにする名著。

学術文庫2094
高橋富雄
定価(税込):1,155円
世界遺産・平泉の実力とは。その壮大な国家構想と仏教哲学、源頼朝も恐れた軍事力。奥州藤原氏の100年を列島全体の激動の中に位置づける、新たな日本史の構想。
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学術文庫2084
倉本一宏:訳
定価(税込):1,470円
長保元年(995)、蔵人頭に抜擢されて以降、一条天皇や藤原道長の信任を得、能吏として累進する行成。平安宮中の多忙な日常が見える第一級史料、初の現代語訳。
 学術文庫2087
鷲田清一
定価(税込):798円
仕事と遊びの二分法が無意味となりつつある現代にあって、われわれの日々の活動とその価値はどう方向づけられるのか。ポスト産業社会における人間活動の未来を探る、清新な労働論。
 学術文庫2088
オットマール・フォン・モール 金森誠也:訳
定価(税込):1,050円
宮中近代化のために来日したドイツ貴族の滞在記。天皇皇后と皇太子の実像、首相兼宮内大臣・伊藤博文との「洋装」をめぐる対立など、立憲国家成立期の貴重な証言。
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 学術文庫2089
ジャック・ラカン 宮本忠雄・関忠盛:訳
定価(税込):756円
構造主義からポスト構造主義へと、20世紀の思想潮流を切り開いた精神分析学の泰斗ラカン。比較的読みやすい初期論文5篇から、巨人の難解な思想の原点に触れる。

学術文庫2090
レーニン 角田安正:訳
定価(税込):1,008円
民主主義を徹底せよ。それが死滅するまで! 代議制の欺瞞を暴き直接民主制は可能だと断じた革命政権マニフェスト。哄笑に満ちた歴史的挑発に我々は堪えられるか?
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学術文庫2079
ジャン・モリス 椋田直子:訳
定価(税込):1,155円
アドリア海からギリシャの海辺へ、さらにエーゲの島々、キプロス島、イスタンブールへ。練達の「歴史の旅人」が海洋帝国ヴェネツィアの跡を訪ね、情緒豊かに綴る。
 学術文庫2080
渡邊二郎:編著
定価(税込):1,050円
20世紀の思想界に多大な影響を与えた現代の古典。難解とされてきた哲学史にその名を留める名著を、正確かつ平易に、その論点を解説した、ハイデガー哲学の入門書。
 学術文庫2081
鳥海靖
定価(税込):966円
逆賊・西郷隆盛への明治政府の寛容、国家建設における「長老の役割」、明治天皇の個人的意思と伊藤博文との衝突など、歴史家の視線と分析力で明治の人物を描く。
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 学術文庫2082
貝塚爽平
定価(税込):1,103円
氷河期の浸食、火山活動、地殻変動、河川の砂礫の堆積など、東京の現地形の形成過程とここ数百年の都市化が孕む問題を解明する。地形学による東京案内の決定版。

学術文庫2083
佐藤次高
定価(税込):1,008円
聖地エルサレムの奪還――。全イスラームの悲願を背に起ちあがったエジプトの君主。中東の人びとの心に今なお生きつづける「英雄」の実像に迫る本格的伝記。
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学術文庫2074
中沢新一
定価(税込):1,208円
京都学派の巨人=田邊元は、西田とともに「日本哲学」を創造した。「種の論理」「友愛の哲学」とは? 現代思想、人類学、精神分析などを通し田邊哲学に肉迫する。〔解説:鷲田清一〕
 学術文庫2075
宮川尚志
定価(税込):1,008円
連戦連敗の将として死んだ諸葛亮。その思想と行動を幾多の文献を用いて描く。なぜ人が彼に魅かれるに至ったのか。その背景をも論じる「三国志」研究の重要古典。
 学術文庫2076
上野修
定価(税込):966円
「私は存在する」で近代哲学を切り開いたデカルト。国家契約説をとなえたホッブズ。「神即自然」を主張したスピノザ。三者に通底する哲学的問いの真の魅力とは。
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 学術文庫2077
中山茂
定価(税込):966円
人類にとって宇宙とは何か。星座の観測から、占星術の誕生、暦の作成、地動説への大転換、天体力学の全盛、さらに米ソの宇宙開発競争まで、宇宙観の変遷を追う。

学術文庫2078
ドナルド・キーン 金関寿夫:訳
定価(税込):1,785円
八十編もの日記の精読を通し、平安時代から幕末まで千年におよぶ日本人像を活写する。日記文学の魅力を綴る日本文化論・日本文学史研究における不朽の名著。
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学術文庫2069
石井進
定価(税込):1,365円
平安末期から戦国の終焉まで、激動の時代を担った社会集団の実像とはなにか。時代の変遷とともに変容する武士団と中世社会の構造を鮮やかに活写した日本史研究の白眉。
 学術文庫2070
寺山修司
定価(税込):1,155円
言葉の錬金術師が歌う。愛を、青春を、父を、故郷を、祖国を。短歌の黄金律を、泥臭く、汗臭く、血腥い呪文へと変貌させたアルカディアの魔王の世界に酔いしれる。
 学術文庫2071
石橋崇雄
定価(税込):1,050円
華夷秩序を超越し、満・漢・蒙の「3つの顔」をもつ清朝は、多民族国家・現代中国の原型だった。ヌルハチから康熙・雍正・乾隆まで、大帝国の若々しい盛期を描く。
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 学術文庫2072
市村宏:全訳注
定価(税込):966円
世阿弥元清が遺した最古にして至高の能楽書。幽玄、物学、花など、能楽の神髄を原文で読み解く。世阿弥能の到達点を今に伝える能楽論の一品『花鏡』の翻刻を併録。

学術文庫2073
野口武彦
定価(税込):1,050円
遠くて近きは江戸の人。寛政〜化政〜天保〜安政、各時代を代表する人物を題材に、江戸の精神風土を腑分けする。文学者ならではの筆致が歴史のリアルを呼び起こす。
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学術文庫2064
内藤昌
定価(税込):1,260円
古代〜近世まで、独特の発達を遂げた日本の城。歴史変遷、城郭の構成法と各要素の意匠と役割などを多角的に解説。29の名城譜も収録。歴史散歩のお伴にもどうぞ。
 学術文庫2065
樺山紘一
定価(税込):924円
疫病が世界を一体化した。鎖国は17世紀の世界的流行だった。モノとヒトの動きから世界史の同時性を探り出し、現代の激動のなかで歴史への感受性を磨く小論集。

学術文庫2066
下平和夫
定価(税込):966円
『塵劫記』の吉田光由、高等数学を開拓し多くの弟子を育てた関孝和、和算を民衆に広げた最上流の会田安明、そして日本最初の学会、日本数学会社。江戸の泰平に大輪の花を開いた和算の歴史を探る。
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 学術文庫2067
一坂太郎
定価(税込):1,208円
幕末の長州藩を縦横に走り回り、29歳で世を去った高杉は、厖大な手紙、日記、詩歌など、書き物を残した。歴史と人間の生々しさが伝わる手紙を厳選した決定版。

学術文庫2068
アダム・カバット
定価(税込):966円
明治憲法を制定し、四度も総理大臣に就任した伊藤博文。彼はいったいどのような構想で日本という国を作ろうとしたのか? 折々の演説を再現し、肉声と思想に迫る。
粋人に憧れる見越入道、幽霊にはめられたももんがあ。江戸の町を闊歩するドジで憎めぬ化物たちを通し、駄洒落、パロディー、諷刺に喝采した江戸っ子の心性を考察する。
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学術文庫2058
福永光司
定価(税込):1,365円
無為自然を基とし、人為を拒絶する――。後世の文学や宗教に多大な影響を与えた、中国が生んだ鬼才の思想とは? 老荘思想研究の泰斗が実存主義的な解釈で荘子の思想に迫った古典的名著。
 学術文庫2059
石井良助
定価(税込):1,260円
「不親政」と「刃に血ぬらざること」こそが天皇統治の伝統である。戦後いち早く独自の視点を打ち出した法制史家による、邪馬台国から象徴天皇にいたる天皇の歴史。

学術文庫2060
吉田敦彦
定価(税込):1,050円
捨子、父殺し、謎解き、母子相姦、疫病流行……。非業の運命を知り、目を潰し、物乞いとなるも、気高き魂は神になる。人間とは何かを解明した傑作劇を徹底解読!
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 学術文庫2061
吉見俊哉
定価(税込):1,103円
戦後日本のエポックを画した万博。その企画・実行を担う様々なエージェントの存在。博覧会の裏で作動した政治力学を抉り出し、日本社会が孕む問題点を解明する。

学術文庫2062
宮坂宥勝:訳注
定価(税込):1,575円
仏教の教えをつきつめた深い神秘の思想。古代インドに生まれ人類に多大な影響を与えてきた密教の根本教義を、斯界の泰斗が四つの代表的経典の読解を通して解説する。
 学術文庫2063
瀧井一博
定価(税込):1,365円
明治憲法を制定し、四度も総理大臣に就任した伊藤博文。彼はいったいどのような構想で日本という国を作ろうとしたのか? 折々の演説を再現し、肉声と思想に迫る。
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 学術文庫2053
森本公誠
定価(税込):1,418円
文明はいかに栄え、滅びるか。権力はなぜ堕落するのか。都市と田舎の格差はなぜ広がるのか――。14世紀イスラーム世界が生んだ偉大なる歴史哲学者の生涯と代表作。〔解説:池内恵〕

学術文庫2054
モーリス・パンゲ 竹内信夫:訳
定価(税込):1,995円
切腹、捨身、心中、殉死……。この風土の精神に特有の自死の形。「隠された道徳の国」の根底にニーチェの「生への愛」を発見したフランスの最高知性による、透徹した日本文化論。

学術文庫2055
中村健之介
定価(税込):1,680円
処女作『貧しい人たち』から絶筆『カラマーゾフの兄弟』まで。全小説の内容紹介と主要登場人物193人の分析を通しドストエフスキー文学の一貫したテーマと現代性を探る、「読む事典」。
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 学術文庫2056
相良亨
定価(税込):1,103円
「物のあわれ」論を端緒に、「あはれ」と日本人の「神」観念の連関を指摘。さらに「道」「せむかたなし」という思想的特性を解析する。日本思想史論の画期をなした名著!
 学術文庫2057
寺田寅彦
定価(税込):798円
地震、津波、台風……。文明が進むほど天然の暴威は、その劇烈の度を増す。周期的な天災発生は自然の則と考え、平時の準備の必要性を説く天災論の古典的名論考。〔解説:畑村洋太郎〕
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 学術文庫2048
J・G・フレーザー M・ダグラス:監 S・マコーマック:編 吉岡晶子:訳
定価(税込):1,208円
ネミ村の祭司はなぜ殺されたのか? 「金枝」とは? 世界各地の呪術、神話、信仰を蒐集した民俗資料の宝庫。古代人の思考を探る20世紀の名著を図説簡約版で。

学術文庫2049
伊藤正義 大谷節子:編
定価(税込):1,103円
「葵上」「浮舟」「邯鄲」「融」「三輪」など、代表的な謡曲40曲を厳選し、第一人者ならではの、深い洞察に支えられた鑑賞に読者をいざなう。謡曲入門の決定版!

学術文庫2050
新島 繁
定価(税込):1,155円
司馬遼太郎が「よき江戸時代人の末裔」と称賛した著者の決定版〈読む事典〉。蕎麦の歴史と調理法から、習俗、諺、隠語まで、あらゆる知見を集成した1155項目。食す人も打つ人も必携!
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 学術文庫2051
エウジェニア・S・P・リコッティ 武谷なおみ:訳
定価(税込):1,260円
キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催したトリマルキオ、葡萄酒を愛したホラティウス、消化不良のキケロ……。2000年前の晩餐とは? 当時の材料・調理法も併録。

学術文庫2052
小倉紀蔵
定価(税込):924円
理の顔と感情の顔、その乖離は何に由来するのか。韓国人の思考や行動の原理と韓国社会のメカニズムを独自の「統一理論」で鮮やかに解明、近くて遠い隣人・韓国の正体に迫る。
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 学術文庫2044
延広真治
定価(税込):1,050円
江戸落語はいかにして形成されたのか? 落語の立役者、鹿野武左衛門、烏亭焉馬、三笑亭可楽、林家正蔵……。元禄期に誕生するも途絶した落語の中興と大躍進を活写する。

学術文庫2045
成瀬治
定価(税込):1,260円
新大陸発見から産業革命前夜までのヨーロッパの姿とは? 近代市民社会形成に向かう複雑にして多面的な発展を、欧州諸国の有機的つながりを視野に収め克明に綴る、欧州近世通史。

学術文庫2046
F・バルバロ:訳注
定価(税込):924円
天地創造、アダムとエバ、ノアの箱舟、バベルの塔、イスラエルの太祖たち、そしてヨゼフの物語。詳細な注釈を添えた丁寧な訳文で、神がのこしたもうた愛の遺産を読む。
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 学術文庫2047
J・G・フレーザー M・ダグラス:監 S・マコーマック:編 吉岡晶子:訳
定価(税込):1,050円
20世紀初頭のイギリスで著された民族学の必読書ながら、その難解さでも知られる全13巻の大著をダイジェスト。一般読者にも読みやすくした「図説版」の文庫化。
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 学術文庫2039
廣川洋一:訳・解説
定価(税込):882円
断片となって今に伝わる「公開的著作」の最重要作品。庶民に向けて平易に書かれた万学の祖による哲学入門を丁寧に訳出、古代哲学研究の第一人者による詳細な解説を付す。

学術文庫2040
浜口雄幸
定価(税込):840円
激動の大正〜昭和初期、内外の難局を正面突破すべく奮闘した「ライオン宰相」。確固たる政治哲学に従い、持ち前の謹厳実直さと頑固さで国政に邁進した政治家が率直に思いを綴る遺稿集。

学術文庫2041
奥本大三郎
定価(税込):924円
少年の日の夢がついに叶い、緑の魔境アマゾンへ! 美しくも凶暴な自然を満喫。虫採りと釣り三昧で、歓楽の日々。文学者ならではの哀歓と教養を随所に織り交ぜた名紀行。(解説:福岡伸一)
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 学術文庫2042
平出隆
定価(税込):966円
100年前のスポルディングの世界一周興行。塁間90フィートをきめたカートライト……。バットとボールによるゲームの起源をたどり、詩的なるものを見出す名篇。

学術文庫2043
斉藤利彦
定価(税込):1,008円
画一的な「試験と競争」を実施するために、近代の学制は整備された。衆目監視・戦慄畏縮の口頭試問、監督官の過重労働、落第の恐怖など、明治日本の学校の風景。
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 学術文庫2034
守屋毅
定価(税込):798円
江戸太平の世に花開いた、町人たちの担う都市大衆文化。多様な芸事、悪所と呼ばれた遊里、人々を熱狂させた芝居――。「遊び」の視点から、魅力に満ちた文化の深層を描き出す元禄文化論。

学術文庫2035
小島憲之
定価(税込):1,008円
文豪・鴎外の作品に現れる数々の漢語。その一語一語の「語性」を見極め、日本と中国にわたる、そして近代から古代へと遡ることばの履歴を追究。鴎外の漢詩、漢文は正しく読まれているか?

学術文庫2036
竹内洋
定価(税込):1,365円
エリートはどのように作り上げられたか。旧制高校は近代日本に何をもたらしたか。「一高」を頂点とする旧制高校の担った「教養主義」は、戦争を経てどう変転したか。学歴貴族から見た画期的近代・戦後社会史。
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 学術文庫2037
池田清彦
定価(税込):966円
ダーウィニズムはもう限界だ――。進化論の変遷を検証し、DNA至上主義と訣別する。そして最新の分子生物学の知見を踏まえ、生命をシステムと捉える構造主義的観点から提唱する革新的進化論とは。

学術文庫2038
小峰和夫
定価(税込):1,313円
女真族の故郷は、なぜ「極東の火薬庫」と化したのか。女真族の勃興とヌルハチの登場から、清朝による封禁政策、漢族の大量移住とロシアの南下、そして「満洲国」崩壊に至る通史。
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 学術文庫2030
三上隆三
定価(税込):1,208円
開国と世界経済への参入は、「両」に代わる新たな通貨の誕生を促した。江戸期の複雑な貨幣制度から「円」への移行は、なぜ成功したのか。貨幣からみた幕末維新史。

学術文庫2031
檜垣立哉
定価(税込):1,103円
純粋経験、自覚、場所、絶対無、絶対矛盾的自己同一……。西田の思索はどのようにベルクソン、ドゥルーズとつながり、そして、現代哲学につながるか。

学術文庫2032
吉田輝夫:訳
定価(税込):1,470円
「ドイツ問題」とは何か。各国首脳はどのように過ちを重ねたのか。ヒトラー像を修正して激しい論争を呼び、大戦前史研究の画期をなした必読の名著、待望の文庫版。
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 学術文庫2033
山内進
定価(税込):1,208円
中世、ヨーロッパ北方をめざしたもう一つの十字軍。聖戦の名の下、異教徒根絶を図った残虐行為の数々に現代世界の歴史的理解を探究した、サントリー学芸賞受賞作。
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