
『ティッピング・ポイント』『ブリンク』などのベストセラーで知られる、アメリカで最も人気のあるビジネス書著者、マルコム・グラッドウェル氏の最新刊『アウトライアーズ』が勝間和代さんの翻訳で早くも日本に登場です。
全米では発売3ヵ月で100万部を突破したというこの超ベストセラーを日本屈指のカリスマ経済評論家が丁寧に、わかりやすく翻訳したこの本。
その内容をひとことで言えば、「成功」の要素を、才能や努力といった“個人の資質”のみならず、機会、周囲の環境、制度、歴史、文化といった視点から考察した、いわば「新時代の成功論」です。
「アウトライアー」とは、もともと統計用語でいう「外れ値」(はずれち)のこと。中心やその近くの集団から著しくかけ離れた地点や、まったく異なる分類に位置する存在を指しています。
本書では、「ある時代、ある人々の中から突然現れる、傑出した天才や成功者」という意味で用いられています。
本書の中で、グラッドウェル氏は問いかけます。
「アウトライアーはなぜ突然、ある時代、ある人々の中から出現するのだろう?」
そして、その答えを、大胆な仮説と、徹底した取材によって少しずつ解き明かしていくのです。
この「大胆な仮説→結論の引き出し方」こそ、グラッドウェル氏の著書の最大の魅力と言えるかもしれません。
- 世界の一流スポーツ選手に共通する、ある「幸運」とは?
- ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズが同じ年に生まれた理由?
- IQ195 全米一の超天才はなぜ成功できなかったか?
- 「ユダヤ人」、「移民」、「服飾業」が成功する弁護士の条件だった?
- 頻発した大韓航空機事故、最大の原因は“文化の違い”?
- アジア人の「数学的才能」は水田から生まれた?
- NY・ブロンクスに生まれた“秀才学校”の正体とは?
こういった興味深いテーマを取り上げ、豊富なデータと、明快な文章で、次々と真実に切り込んでいきます。
また、本書にはさまざまな「フレームワーク」(考え方の枠組み)が登場します。
持つ者はさらに豊かになり、持たざる者は持っているものまで取り上げられる「マタイ効果」、
どんな才能や技量も、一万時間練習を続ければ“本物”になる「一万時間の法則」……
勝間さんもグラッドウェル氏のフレームワークにハマった一人です。
だからこそ「私をもっとも進化させてきた著者の一人」としてグラッドウェル氏の過去の著作をさまざまなメディアで紹介してきました。
「アメリカでは知的なビジネス・パーソンは必ずこの本を読んでいる」と言われるほど、ちょっとした社会現象にもなっています。また同国では、子育てに関心のある、若いお父さん、お母さんにも広く読まれているようです。
アメリカのビジネス・パーソンと接する機会の多い方、自分のお子さんに、より多くの「機会」を与えたい、成長してほしいと考えておいでの方に特に読んでいただきたい本です!!

マルコム・グラッドウェル Malcolm Gladwell

©Brooke Williams
1963年イギリス生まれ。カナダ・トロント大学トリニティカレッジ卒。『ワシントン・ポスト』紙のビジネス、サイエンス担当記者を経て、現在は雑誌『ニューヨーカー』のスタッフライターとして活躍中。ある製品やメッセージが突然、爆発的に売れたり広まったりする仕組みを膨大な調査とユニークなフレームワークによって解き明かした最初の著書『ティッピング・ポイント』(邦題『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則』)、人間は、長時間考えてたどり着いた結論よりも、最初の直感やひらめきによって、物事の本質を見抜くという仮説を検証した2冊めの著書『ブリンク』(邦題『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』)は、いずれも世界で200万部を超える大ベストセラーになっている。いま世界でもっとも人気のあるビジネス書著者。ニューヨーク市在住。
勝間和代 かつまかずよ

1968年東京生まれ。経済評論家、公認会計士。早稲田大学ファイナンスMBA。中央大学ビジネススクール客員教授。慶應義塾大学在学中から監査法人に勤め、アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。三女の母。近著に『断る力』『会社に人生を預けるな』ほか。『勝間和代・脳力UP』を近日上梓予定。ブログ『私的なことがらを記録しよう!』も日々更新中。現在、週刊モーニング誌上にて「勝間和代の『誰でも出来る』日本支配計画」を連載。