
【『親鸞』上 目次】
人を殺す牛/
鴨の河原で/
放埒人(ほうらつにん)の血/
闇に生きる人びと/
六波羅王子(ろっぱらおうじ)の館/
十悪五逆(じゅうあくごぎゃく)の魂/
幼年期との別れ/
新しい旅立ち/
暁闇(ぎょうあん)の法会(ほうえ)/
黒面法師の影/
誘う傀儡女(くぐつめ)/
二上山(ふたかみやま)の夕日/
疑念雲のごとく/
命あらんかぎり/
六角堂への道/
夢のなかの女
【『親鸞』下 目次】
吉水(よしみず)の草庵(そうあん)にて/
選択(せんちゃく)ということ/
法然上人(ほうねんしょうにん)の目/
春の夜の誘惑/
犬麻呂(いぬまろ)と綽空(しゃくくう)/
迫(せま)りくる嵐(あらし)の予感/
異端(いたん)の渦(うず)の中で/
餌取小路(えとりこうじ)の夜/
七ヵ条の起請文(きしょうもん)/
恵信(えしん)の選択/
綽空(しゃくくう)から善信(ぜんしん)へ/
遠雷の夏/
法勝寺(ほっしょうじ)炎上/
首斬(くびき)られ念仏/
別れと旅立ちのとき/
愚禿親鸞(ぐとくしんらん)の海/
あとがき
忘れられない登場人物たち
- 範宴・綽空・善信……物語の主人公。のちの親鸞
- 犬丸……忠範の家に仕える、正体不明の召使い
- サヨ……犬丸の妻、愛情豊かなしっかり者
- 河原坊浄寛……元武者、いまは鴨川の河原の聖
- ツブテの弥七……ツブテ打ちの名手、白河印地の党の頭
- 法螺房弁才……元比叡山の行者、弁舌巧みな巷の聖
- 伏見平四郎……美しき、残酷無類の怪少年
- 後白河法皇……今様で世を治めんとする「暗愚の王(きみ)」
- 玉虫……旅先の大和路で出会った、謎の傀儡女(くぐつめ)
- 紫野……六角堂で出会った、不思議な女
- 鹿野……紫野の妹。越後から来た、若く快活な娘
- 安楽房遵西……念仏での世直しを謀る美青年