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BOOK倶楽部TOP書籍私とは何か さて死んだのは誰なのか

「最後の」新刊。池田晶子、思索の原点。

『私とは何か さて死んだのは誰なのか』

著者: 池田晶子

編者: NPO法人 わたくし、つまりNobody

自分なんてものは、死んでみなけりゃ、わからない。

表紙
私が消えれば、世界が見える。この世の出来事に惑わされず生きるために-----今こそ<私>を考える。
『私とは何か さて死んだのは誰なのか』
著者: 池田晶子
編者: NPO法人 わたくし、つまりNobody
定価:1,575円(税込)
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「自分で考える」ことの大切さを語り続け、独自の哲学エッセイで多くの読者を得た池田晶子さん。その死から2年、残された未発表・未収録原稿を集成した、最新にして「最後の」エッセイ集です。
平易な言葉で世界の謎を解き明かす「はてなの深度」、自伝的哲学入門ともいえる幻の初期名編「わたくし、つまりNobody」、12歳のときに書かれた短編小説「空を飛べたら」までを収録し、その思索の原点をたどります。「私はなぜ存在するのか」「私とは何ものか」「何のために生きるのか」……原点となる問いを問い続け、考えることを続けながら、日々世界に起こる出来事を見つめつづけた池田晶子さん。その言葉は、混迷の時代を生きる私たちに、惑わされない強さを伝えてくれます。
「自分なんてものは、死んでみなけりゃ、わからない」。「誰でもない私」の目で世界と自分を考えれば、新しい生き方が見えてくるはずです。

目次

I 問いの始まり

デカルトを擁護して
「ソフィー」の効用、哲学の無用
わたくし、つまりNobody >立ち読み
1 自伝ふう哲学入門
2 哲学書の読み方
3 事件の読み方

II はてなの深度

嘘つきって何?
学校って何するところ?
そんなに景気が気になる?
「意見」を言うということ
「国家」とは何か
「自己責任」を求める人々
自分はちっぽけなのか
「年金問題」を笑えるか?
素人に期待する司法
充実した孤独
ネットに群がる低劣
少子化と私
頭の中の宇宙
精神は鑑定できるのか
「他人事」と「我が事」
「人生いろいろ」の含蓄
酷暑の背広
夏休みの記憶
愛犬家として
BGMという騒音
安易な「表現の自由」
老いを味わう
考えるのは同じ人間

III ロゴスのクロニクル

「哲学」の貧困
「本物」は自分で考える人
読書と作文
もしも「脳外革命」ブームが起きたら
精神の豊かさ?
彼の仕事
知っている限りでは|私の上野
住民投票に思うこと
食の楽しみ
「徳目教育」の可能性と不可能性
苦難にも意味がある
「他人事」と「我が事」
「人生いろいろ」の含蓄
酷暑の背広
夏休みの記憶
愛犬家として
BGMという騒音
安易な「表現の自由」
老いを味わう
考えるのは同じ人間
私は非国民である
人間の価値って何だろう
哲学を持たなければ
「格差社会」なんて
私の幸福|明日への言葉
子供の人生相談

Q 友達をいじめるより、いじめられるほうがいい?
Q どうしてお父さんはサラリーマンになったの?
Q 人を信じていいの?
Q どうして私の話を聞いてくれないの?
Q つきあっていい友達と悪い友達は何が違うの?

IV どちらであるにせよ

酒癖と嗜癖
外見と偏見
神秘と神秘主義
病気と元気
意識と魂
自由と設計
犬と人
教育と飼育
愛犬と犬猿
嫌犬と犬権

V 自由を求め、問いはつづく

同一性と自由
毒は毒ではない
「私とは誰か」から考えよう
成人の日に寄せて
新しき精神性のために
「付録」 空を飛べたら
収載作品・初出一覧
池田晶子著作一覧
池田晶子略譜

池田晶子

1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。文筆家。
専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを、日常の言葉で美しく語る「哲学エッセイ」を確立して、多くの読者を得る。著作多数。とくに若い人々に、本質を考えることの切実さと面白さ、存在の謎としての生死の大切さを語り続けた。2007年2月23日没。
その業績と意思を記念し、精神のリレーに捧ぐ「わたくし、つまりNobody賞」が創設された。
本書は、同賞の運営団体であるNPO法人わたくし、つまりNobodyの編纂による。

池田晶子公式ページへ

NPO法人 わたくし、つまりNobody