『あの日のことを かきました
ニューヨークとアフガニスタン
絵でつたえる子どもたちの心

■著:エクトル・シエラ
■定価1,575円(税込)


 NHK総合テレビ「ニュース7」、TBSテレビ「ニュースの森」、「おはようグッデイ」、フジテレビ「スーパーニュース」、毎日新聞「ひと」欄など、TV、新聞で話題沸騰!

 ニューヨークとアフガニスタンの子どもたちの絵を集めた『あの日のことを かきました』が、テロから1年の9月11日に発売されました。各テレビ・新聞で紹介されるなど反響は大きく、早くも増刷が決定しました。著名人の方々からの感想も届いていますので、いくつかご紹介します。

(シエラさんを)心から尊敬します。これが、911後の世界の、おとなと子どもの「芸術活動」なのだと。
……池田香代子 (『世界がもし100人の村だったら』)

やさしい語りくちと、か細い様に描かれた絵から強烈に戦争やテロの無惨さが伝わります。でも傷ついた子供達の目が輝いているのがすくいです。平和を呼びかける一人に加わる気持ちが湧き起こります。
……海老名香葉子 (『さくらいろのハンカチ』)

NYとアフガンの子どもたちの絵の会話。すてきです。不幸をのり越えて、手をつなぐことができれば、と願わずにはいられません。
……大石芳野 (写真家)

とてもすばらしい企画のもとにつくられた絵本に敬意を表します。(中略)子どもの絵とは、歴史の伝言であるとも強く感じました。
……小山内美江子 (脚本家・JHP学校をつくる会代表)


 くずれ落ちる世界貿易センターのツインタワー、報復攻撃によって破壊されたアフガニスタンの町……。
 くりかえし流されるそんな映像に私たちは慣れてしまい、そこで暮らしている子どもたちがいるということを、忘れてしまいがちです。  『あの日のことを かきました』に収められている、子どもたち自身が描いた32枚の絵を見てください。今はないツインタワーを黒いクレヨンで描く、マンハッタンの子どもたち。お父さんとお兄さんがタリバンに殺されたシーンを描く、カブールの少年……。そこには、子どもたちの現実と、心のさけびが、鮮やかに映し出されています。
 そして、心に傷を負った子どもたちは、それを絵に表現することで、少しずつ、確実に、希望を見つけていくのです。NGO「国境なきアーティストたち」を主宰するこの本の著者、エクトル・シエラ氏は、コロンビア生まれで日本に住んでいるボランティア活動家の青年。ときに日本のだるまや折り紙を使いながら、世界中の子どもたちと交流を深め、絵によって傷ついた心を解放する手伝いをしています。