東アジアサッカー選手権2005

2005年8月3日 20:20
大田ワールドカップスタジアム 天気 曇
気温 26℃ 観客数 1827人
日本 2−2
(前半0-2・後半2-0)
中国
59分 29 茂庭照幸
87分 27 田中達也
得点 37分 29 リー・ジンユ
43分 21 ジャン・ヨンハイ 
42分 17 駒野友一
76分 14 三都主アレサンドロ
警告 20分 13 シュー・ユンロン
52分 18 ガオ・リン
57分 21 ジャン・ヨンハイ
76分 10 チェン・タオ
77分 29 リー・ジンユ
83分 22 リー・レイレイ
  退場

Starting Member-----------------------
GK 1 楢崎正剛
DF 3 茶野隆行
DF 17 駒野友一
DF 20 坪井慶介
DF 29 茂庭照幸
MF 19 本山雅志(66分OUT)
MF 25 村井慎二(74分OUT)
MF 26 今野泰幸
MF 30 阿部勇樹
FW 9  巻誠一郎(66分OUT)
FW 27 田中達也

Reserve Member-----------------------
GK 12 土肥洋一
GK 23 川口能活
DF 2 田中誠
DF 5 宮本恒靖
DF 14 三都主アレサンドロ(76分IN)
DF 21 加地亮
DF 22 中澤佑二
MF 4 遠藤保仁
MF 8 小笠原満男
MF 15 福西崇史
FW 16 大黒将志(66分IN)
FW 28 玉田圭司(66分IN)

Head Coach---------------------------
C ジーコ

-----------------------Starting Member
GK 22 リー・レイレイ
DF 4 ジャン・ヤオクン
DF 13 シュー・ユンロン(59分OUT)
DF 16 ジ・ミンイ
DF 20 ワン・リアン
DF 21 ジャン・ヨンハイ
DF 27 スン・シャン
MF 7 ジャオ・シュリ
MF 28 リー・ヤン
FW 18 ガオ・リン(69分OUT)
FW 29 リー・ジンユ(86分OUT)

-----------------------Reserve Member
GK 1 リュー・ユンフェイ
GK 23 リー・ジアン
DF 2 フェン・シャオティン
DF 19 シャオ・ツェ
MF 3 ハオ・ジュンミン(86分IN)
MF 6 チャウ・ハイビン(69分IN)
MF 8 ジョン・ビン
MF 10 チェン・タオ(59分IN)
FW 17 ゾウ・ジイ
FW 25 シェー・フイ



---------------------------Head Coach
C ジュー・グァンフー


マッチレポート
勝つべき試合での同点劇
※画像クリックで大きな写真がごらんになれます
積極的な飛び出しからチャンスをつくり、自ら代表初得点も奪った田中達也
▲積極的な飛び出しからチャンスをつくり、自ら代表初得点も奪った田中達也 (C)長濱耕樹

3バックの左で出場した茂庭。最終ラインから果敢に攻めあがる姿が目立った
▲3バックの左で出場した茂庭。最終ラインから果敢に攻めあがる姿が目立った (C)長濱耕樹

メンバーを固定するジーコ監督下、いつものスタメン組はベンチで何を思う
▲メンバーを固定するジーコ監督下、いつものスタメン組はベンチで何を思う (C)長濱耕樹

 この試合、キャプテンマークを巻いたのは楢崎だった。いつもそれを巻いている宮本はベンチ。メンバーを総入れ替えして臨んだ中国戦、前半から選手たちの動きにはキレが感じられた。まるでこれまでの鬱憤を晴らすかのようなイキイキしたプレー。サイドチェンジを繰り返し、中国守備陣を崩しにかかる。主力組に疲れを見て、フレッシュな選手を投入したジーコ監督の狙いが的中するかに思われた。しかし、先に点を取ったのは中国。チャンスの数は日本のほうが多かったにも関わらず、またも先制点を許す。直後、中国はあからさまに選手の位置を下げ、早くも守りを固めだす。日本もセットプレーで阿部のキックからチャンスを生むものの得点には至らない。前半感じたのは、これまでよりも選手間の距離があること。これではボールを持つ相手に対して複数でプレスにいけない。重要なのはピッチ上の選手で微修正を施すべきなのだが、選手同士で話し合う姿も少なく感じた。

 セットプレーから2失点目を喫し、前半を終了。ベンチ裏に引き上げる選手たちに宮本が声をかけて励ます。前日練習終了後、ジーコ監督と宮本が1対1で話をする場面があった。監督からは「ベンチでもいっしょに戦う姿勢を見せれば、ピッチの選手はのびのびと戦えることを宮本から選手に伝えられれば」、という内容の話をしたという。まさに行動で言われたことを実践する宮本。試合中も、ひとりベンチで立ち上がりピッチ上に声をかけていた。

 後半、阿部のフリーキックから茂庭が1点を返し、終了間際には田中達也が豪快なシュートを決めて同点にもちこんだ。「勝てなくて残念。サッカーに変わりはなかった。2点取られて、相手に引かれてから、もう少しうまく崩したかった」(村井)、「前半は自分の守りができたと思う。優勝するために勝たなければいけなかったし、モチベーションは高かった」(今野)、「点を取って勝ちにつなげることが大事。今日のプレーで自分の特徴を知ってもらえたと思う」(駒野)。これはこの試合で代表デビューを果たした3選手の試合後のコメントである。選手個々の内容としては収穫もあったかもしれない。でも、この試合は勝つべき試合だった。少なくとも「勝ちに行く」と明言していた以上、そしてアジアチャンピオンというプライドを持っている以上、若いメンバー主体の中国に同点という結果は満足できるものではない。チームという視点で見れば、選手たちに勝利への気持ちがないわけでは決してない。だが、勝つために具体的に何をすべきか戸惑っている観は否めない。

日本代表監督ジーコ 今日のコメント
日本代表監督ジーコ コメント

「2点差を追いついて、選手は意欲的に戦ってくれた。今回初めてこのチームでやったが、積極的にゴールを狙っていた。我々のサッカーを最後まで貫徹してくれた。しかし後半のロスタイムが3分というのはありえない。基準をどのようにおいているのかわからない。ほかの点でもレフェリングに対して非常に不安を感じた。」 (C)長濱耕樹

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