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■日韓サッカー親善大使共同記者会見について
8月6日、大邱ワールドカップスタジアムのプレスカンファレンスルームにて15:00より、洪明甫(ホン・ミョンボ)氏と井原正巳氏の日韓サッカー親善大使就任に関する記者会見が行われました。以下に、その内容を公開します。
 ▲「親善大使に選ばれ大変光栄」と語った洪明甫氏 (C)長濱耕樹
 ▲就任のコメントをハングル語で行い、会場から拍手を受けた井原正巳氏 (C)長濱耕樹
冒頭の挨拶
「日韓親善大使にお二人が任命された経緯について簡単にご説明申しあげます。今年6月に日韓首脳会談が行われましたが、そのなかで小泉総理大臣から、両国で日韓のサッカー親善大使の設置を提案し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領がこれを受け入れられました。それを受けまして、両国政府にて検討を重ねました結果、FIFA日韓W杯に出場されました両国サッカー界を代表する名選手であり、お互い自らの激闘を経て友情を育んでまいりましたこのご両名を、日韓サッカー親善大使として任命することになりました。今月4日、井原正巳氏が東京で、洪明甫氏がソウルで、それぞれの政府から任命されました。任命に際し、お二人からはTOGETHER宣言をいただいております。」
〜TOGETHER宣言〜
私たち二人は、日本と韓国の代表として、幾度にわたり、真剣勝負をしてきました。その結果、私たちは強い友情で結ばれることになりました。
2002年、日韓共催ワールドカップが行われ、大成功を収めました。FIFAは、「笑顔のワールドカップ」という称号をこのワールドカップに与えました。
このワールドカップを通して、サッカー・ファンだけでなく、多くの日本と韓国の人々の交流が深まることになりました。
そして2005年、両国は、国交正常化40周年、日韓友情年を迎えました。両国には、乗り越えるべき課題がまだまだあります。しかし、我々は、両国の未来のために我々にできることがあるはずだと思い、話し合いました。そして、フットボールピッチから、我々にしかできない形でメッセージを発信していこうと決めました。
我々は、ここに、「TOGETHER=一緒に」を合言葉に、未来に向かって、日韓両国の子供たち、サッカーファン、若い世代の手と手をつなぐ担い手となることを宣言します。
2005年 8月 洪明甫 井原正巳
 ▲8月6日、この日女子の大会会場となっている大邱ワールドカップスタジアムのプレスカンファレンスルームにて、試合前に記者会見が行われました (C)長濱耕樹
 ▲両国の共同記者会見に出席された4人、写真左から大韓サッカー協会・趙重衍副会長、洪明甫氏、井原正巳氏、日本サッカー協会・小倉純二副会長 (C)長濱耕樹
洪明甫氏と井原正巳氏及び、の公式コメント
洪明甫氏
「サッカー親善大使に選ばれ大変光栄です。両国は地理的に近い関係だが、サッカーを通してよりよい関係になれればと思います。両国のサッカーでアジアサッカーを盛り上げていければいいと思っています」
井原正巳氏
「(ハングル語で)洪明甫氏と、サッカーを通して韓日の親交に貢献していきたいと思っています」
大韓サッカー協会・趙重衍(チョ・ジュンヨン)副会長
「(今回の日韓サッカー親善大使の任命により)両国のサッカーが活性化し、代表選手だけでなく、若い選手たちも活躍されることを期待しております」
日本サッカー協会・小倉純二副会長
「FIFAは、2002年の日韓W杯を『笑顔のワールドカップとして記憶される』として評価いたしました。それは日本韓国のファンのみなさんが、世界各国から訪れる方々を非常に暖かく笑顔をもって迎えたということがあったからです。そして2004年5月21日に開かれましたFIFA100周年の総会で、両国のファンが表彰されました。それは自分たちのチームだけではなく、ほかの国のチームも暖かく迎えたからであります。そのすばらしいW杯の遺産といいますか、これから両国の洪明甫氏と井原氏が大使となることで、そのW杯の心をこれからも繋げてもらえると思い、今回の親善大使の任命を非常にうれしく感じております」
<質疑応答>
Q お二人の心に残っている日韓戦は?
A 洪明甫氏「1993年のアメリカW杯最終予選、カタールで日本に負けたことが一番記憶に残っています。」
井原正巳氏「私は1988年から日本代表に入り、10戦以上日韓戦をやっています。最初は韓国代表にまったく太刀打ちできず、試合内容も完敗ということが続いていたのですが、日本も力をつけてきて、洪選手も言っていましたアメリカW杯最終予選のカタールでの試合や、あと、98年W杯最終予選のホームとアウェーの試合、ホームは1−2で逆転負けしてしまい、それから日本はなかなか勝てない試合が続いていったのですが、韓国がW杯出場を決めてから逆にソウルで戦ったとき、2−0で勝ちました。その時、韓国のサポーターのみなさんが『日本もいっしょにワールドカップに行こう』というような垂れ幕を掲げてくれたのが印象に残っています。」
Q 今後の予定はどういったことが決まっているのでしょうか?
A 井原正巳氏「現在は12月の済州島でのサッカー教室しか決まっていません。そのときには韓日の子供を呼ぶので、サッカーの楽しさというのも伝えたいと思いますし、日韓の交流を深められればと思います。そういったことを洪明甫氏とともに伝えられていければ、と思います。」
Q "日本の洪明甫"といわれることについて、井原氏はどのように感じていますか?
A 井原正巳氏「韓国におけるホン・ミョンボ選手と比べると、W杯に4度出場していることもありますし、2002年のW杯ではベスト4に入っていますし、同じような評価を日本で受けることは嬉しいですけれども、実績ではかなわないと思います。そういった偉大な実績を持つ選手といっしょに親善大使になれるのはうれしいことです」
洪明甫氏「とても嬉しいことを言っていただきましたが、オーバーな表現です。(私が)日本でプレーしていたときは、サッカーをともにしていましたが、(井原氏は)素晴らしい選手でしたし、友情を深めることができました。これからもさらに深めていければ、と思います。」
今後の予定
第1回 日韓親子サッカーキャンプin済州島(予定)
日時:2005年12月下旬
場所:韓国 済州等
主催:「井原正巳/洪明甫 日韓親子サッカーキャンプ実行委員会」
(日本サッカー協会、大韓サッカー協会、IMG、(株)メイブリーズ、講談社ほか)
後援(予定):日本 外務省 文部科学省ほか
韓国 文化観光部ほか
企画内容:日韓の親子が参加
少年少女のためにサッカー教室
親御さんが両選手とミニゲーム
ワールドカップトークショー
9月13日にホームページ開設予定 http://www.maybrz.com/camp
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