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サッカー“カタカナ”用語辞典〜フットボール基礎講座〜

3メートル・コンセプト  重要度☆☆☆
 トルシエ前監督の用いた「フラット3」の重要な決まり事の一つ。相手がフリーで前を向いてボールを蹴る瞬間に、そろってラインをさっと3メートル下げることによって裏を取られないように距離をとること。2002W杯日本代表のDF3人はこれをたたき込まれた。

オートマチック  重要度☆
 【automatic】自動(式)の/機械的な/無意識的な。チームとして決まりごとを作り、選手はそれに忠実にプレーするやり方。例えば、トルシエの敷いたフラット3のような戦術を指す。

オフサイド  重要度☆☆☆
 味方がパスを出した瞬間に、そのボールに関与しようとした選手と相手ゴールの間に相手チームの選手がふたり以上いないといけないというルール。いわゆる待ち伏せ行為はサッカーでは禁止されている。

オンサイド  重要度☆
 「オフサイドの反則」をとられない位置。

カバーリング  重要度☆
 カバー【cover】まかなう/援護する。主に守備で味方選手が相手選手に抜かれたとき、代わりの選手が守りに入ることを指す。味方が相手のボールを奪うためにチャージやタックルをするときに、こぼれ球を奪ったり、抜かれた場合に備えること。

スペース  重要度☆
 【space】空間/場所/余地。選手がいないところという意味で、「空いている場所」のことを指す。守備が手薄になるこの空間を利用して、攻撃側はパスを出したり走り込んだりする。

セカンドボール  重要度☆☆
 攻撃側の視点から見たこぼれ球の一種。シュートがブロックされる、ボールをコントロールできずに近くに跳ね返してしまう、など一つのプレーが終わったあとの次のボールのこと。攻撃側はこれを拾って新たに攻撃に繋げようとする。

ゾーンディフェンス  重要度☆☆
 それぞれの選手が守る範囲を決めておく守備の方法。特定の選手をひとりの選手がマークして守る「マンツーマンディフェンス」とは対照的な戦術。

ターン  重要度☆
 【turn】回転する/向きを変える。例えば、DFがゴールに背を向けている状態からゴール正面に向き直ること。その他、ドリブルやトラップ、ストッピング(ボールの勢いを殺してその場に止めたり、方向を変えて持ち出したりするボールコントロールの技術)のときに方向転換することを指す。

バイタルエリア  重要度☆☆☆
 バイタル【vital】は急所/核心の意。得点につながりやすいプレーが最も多いエリア。シュート・パス・ドリブルが全てに関して、攻撃する側にとってはチャンスの多い、守る側にとってはもっとも注意すべき、試合の鍵を握るホットゾーン。ここをうまく使えるかどうかが戦況に大きな影響をもたらす。

プッシュアップ  重要度☆☆☆
 【push up】押し上げる。味方がボールを持っている、または大きくボールをクリアしたあとなど、守備に余裕があるときに後方からラインを上げること。押し上げが効くと、相手FWをゴールから遠ざける、自分たちの攻撃のサポートがしやすくなるなど、好守にわたって効果がある。相手に余分なスペースを与えていない状態、いわゆる「コンパクトな状態」でサッカーができる。

ボランチ  重要度☆☆
 元々は「船の舵・ハンドル」という意味のポルトガル語。下がり気味の中盤にいる選手で、相手の攻撃の芽を摘む、その一方で攻撃の起点になることも。最近のサッカーでは攻守の要として重要なポジション。

ラインコントロール  重要度☆☆
 主に、DFが相手に自分たちの背後をつかれないようにするためにDF全員でラインを上下すること。例えばトルシエ日本代表のオフサイドトラップもその一つ。

リベロ  重要度☆☆
 【libero】自由/自由な、という意味のイタリア語。「特定のマークを持たないディフェンダー」が元々の意味。ベッケンバウアー(ドイツ)、バレージ(イタリア)らが有名だった。



文=丸山雅子
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