女子日本代表、最終合宿地
▲道路沿いの標識。KNVBとはオランダサッカー協会のこと
▲オランダサッカー協会。様々な施設が備えられている
▲オランダサッカー協会のホテル(玄関)
“なでしこジャパン”(日本女子代表)が、オリンピック直前キャンプ地に選んだ、オランダサッカー協会スポーツセンター(ザイスト)に行ってきました。ザイストはユトレヒト近郊の町で、アムステルダム空港から車で約40分〜50分の距離にあります。電車とバスを乗り継いでも1時間30分程度です。今回、僕は男子のキャンプ地、ニュルンベルクから電車で行ったので約6時間プラス・タクシーで10分以内でしたが……。ちなみにニュルンベルクからフランクフルトが約2時間半で、フランクフルトからユトレヒトが約3時間半です。遠いと思うかもしれませんが、たとえばニュルンベルクから飛行機で行った場合、出発の2時間前にチェックインして、乗っている時間が1時間、アムステルダムの空港から1時間半、と計算すると合計で4時間半はかかります。
オランダサッカー協会のスポーツセンターは、オランダサッカー協会のオフィスの他、練習グラウンド、ホテル、病院、トレーニングセンターを兼ね備えています。オランダ代表選手は、欧州の様々な国でプレーしていますが、ここなら合宿に招集されても、気楽に行くことができます。成田空港から東京都内に行くよりも近いわけですから、福島県(Jビレッジ)とは大きく違います。
ちなみに数年前、小倉隆史選手(ヴァンフォーレ甲府)は、ここでリハビリをしました。多くのオランダ人選手がケガの治療に利用しており、過去の選手すべてのケガのデータが蓄積されているといっても過言ではありません。なぜ、日本で同様なことができないのか……まだまだサッカー後進国ということでしょうか? ただ、やる気がないからだとしか思えませんが……。
■協会にはクライフ、フリット像が

▲協会前に立てられているクライフ像(左)とフリット像(右)
レストラン(ヨハン・ニースケンス=74年と78年のワールドカップ準優勝に貢献したスター=レストランという名称)には、オランダサッカーの過去の偉業を象徴する写真が飾ってありました。アヤックスの欧州チャンピオンズカップ3連覇、オランダ代表の88年ヨーロッパ選手権優勝時など……ファンとしてはこたえられません。また、協会前の芝生にはフリット、クライフら往年のスターの銅像がありました。たいして似ていないものもありましたが……これまた感動です。。
▲女子代表の練習風景。その他の写真はFBN Photoで公開中

▲アムステルダム空港に到着したDF川上直子は、ガッツポーズを見せてくれた(左)。ヘアスタイルを変えてアテネに臨むFW荒川恵理子(右)
PS 声を出せば良いってもんじゃないですが、男子よりも女子のほうが練習時に声が出ているのが気になりました。鈴木啓太を評価している僕としては、残念でなりません。
PS2 女子の荒川選手が髪形を変えました。アフロ???? というべきでしょうかすごいです。
PS3 男子に比べると、女子は取材規制が少ないです。男子は、取材陣が選手やスタッフと接してよい場所が決められています。撮影してよい場所も決められています。たとえば、グラウンドの逆側の隅で行われているGK練習は、遠すぎて撮影に苦労するくらいです。でも、ドイツ人のファンがそこで見ていても、誰も文句は言いません。ちなみに、僕は、ホテルのドアの前でスタッフのひとりに声をかけて、「ここは取材してよい場所ではない」と怒られました。
ちなみに、男子の練習で、取材陣が杯ってはいけない地域で、ドイツ人のファンがみていたのですが、誰も文句は言いませんでした。
不思議です。
(2004年8月7日 木次成夫)