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Vol,13 『FOOTBALL Kansai』企画発進 (25 Sep, 2003)

「関西には阪神という化け物がいるからな。仕方ないよ」

 関西の4チームがJリーグで低調なことを、このように半ば諦めぎみで嘆く現役 最年長サッカー記者、賀川翁。しかし、そんなハズはないと思うのです。その昔、釜 本邦茂を育てたのも大阪ですし、現日本代表の稲本、宮本、楢崎だって関西出身で す。関西は決してサッカー不毛の地ではないのです。それでは、なぜスタジアムは観 客で埋まらないのでしょう? なぜ関西のチームはJリーグで残留争いを繰り広げて いるのでしょう?

 9月25日発売の最新号(2003秋号)で始まった『FOOTBALL Kansai』は文字どお り、「関西でサッカーを盛り上げよう!」がテーマです。企画発進にあたって、この 夏は4度も大阪を訪れましたが、ユニフォーム姿のまま電車に乗り込んでくる小学生 を見たり、フットサル場の数が東京と比べてもかなり多い事実を知りました。そこで 感じたものは、「関西という地はスポーツが盛んだ」ということです。そもそも、日 本では多くの学生スポーツで西高東低という勢力図が見られます。高校野球、高校ラ グビー、アメフト……etc.。そう、関西はスポーツ人口が多いし、サッカーを実際に プレーして楽しんでいる人たちも多いのですが、プロスポーツとなると弱いのです。 当然、弱いチームの試合に観客は集まらないでしょう。甲子園だって、阪神が弱かっ た去年までは今年ほど満員にはなりませんでした。やはり、強くなければファンは集 まりません。『FOOTBALL Kansai』の成功には、まずJリーグの関西4チームに強く なってもらわなければならないでしょう。以前、C大阪があと1勝で優勝というとこ ろまで迫ったとき、あの長居スタジアムがほぼ満員に膨れ上がったのを覚えている人 も多いかと思います。ぜひとも、あの興奮の再現を期待したいものです

 それはそうと、『FOOTBALL Kansai』ではさまざまな企画を計画中です。関西チー ム同士の対決となる試合のチケットをプレゼント、フットサル場の割引特典、そして フットサル大会など。詳しくは『FOOTBALL Nippon 2003 秋号』をお読みください。

(2003年9月25日 河合)

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