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Vol,15 Jユースカップに感動 (19 Dec, 2003)
柳澤隼選手
右MFでプレーした柳澤 隼選手(中央・背番号7の選手)

 2004年2月20日発売予定の『柏レイソルイヤーブック』の取材をかねて、Jユースカップの柏レイソル対FC東京を見ました。結果的にレイソルは0‐2で敗れましたが、将来性を感じさせるという点では、負け惜しみではなくレイソルのほうが上でした。なかでも右MFでプレーした柳澤隼選手(レイソルジュニア育ち)のトラップ&ボールさばきの巧さには、昔、小野伸二選手を初めて見たときと同じくらい感動しました。また、ボランチでプレーした濱屋祐輝選手(三井千葉SC育ち)の視野の広さと、状況に応じたプレー選択の的確さも素晴らしかった。
 若手育成では定評のある柏らしいと思い、メンバー表を見ると……ふたりとも87年生まれ。つまり高校1年生。将来が楽しみです。
 ああ、トヨタカップに行かなくて良かった……と思ったほどです。

濱屋祐輝選手
ボランチでプレーした濱屋 祐輝選手(背番号12)

 ぜひ、ファンの方々も、時間のある際には、ユースなどの試合も見ることをお勧めします。もし、数年後に、「あのとき見た子供だ」なんてことになれば、いっそうチームに愛着がわくことでしょう。

 それにしても……。柏レイソルは日本リーグ時代の名門、日立製作所が前身です。現在、ガンバ大阪の監督を務めている西野朗氏以外は、テクニックに優れているというよりは、泥臭いイメージがあったのですが、なぜ良い選手が次々に登場するのでしょうか?



PS Jユースカップ優勝チームと、正月の高校選手権優勝チームで、「高校スーパーカップ」をすると面白いのに……と思いました。高校サッカー関係者のみなさん、Jリーグ関係者のみなさん、ぜひ、ご一考ください。


(2003年12月14日 木次)
文=木次成夫
1964年、長野県南佐久郡北相木村生まれ。千葉市在住。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業後、講談社に入社。社員編集を8年間した後、フリーに。スペインとオランダのサッカーが好き。サッカー取材などで40ヵ国以上訪れた旅行好き。集英社発行の『スポルティーバ』でスペイン情報コラム連載中。
写真=長濱耕樹

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