Vol,24 マスコミ就職にも役立つかもしれない、最近、思うこと(13 Apr, 2004)
ここ数年、Jリーグを見ていて「なぜ、日本代表にジュビロの選手が少ないのだろうか」と不思議に思います。中山、藤田、名波に96年アトランタ五輪代表の田中、鈴木、服部が加わって以来、完成度の高いサッカーを実践しています。
日本代表よりもジュビロ磐田のほうが強いのではないかと思うのは、僕だけでしょうか? 是非、キリンカップで『日本対ジュビロ』をやってもらいたいものです。幸いにも? 日本代表のレギュラーにジュビロは1人もいませんから、問題はないでしょう。
と、書きながら、世界的にいえることですが、クラブチームのほうが毎日練習を一緒にしている分だけ、完成度が高いのは当然のことです。とくに、90年代中盤以降、欧州チャンピオンズリーグの影響で各国のリーグが過密スケジュールになってからは、顕著です。ですから、ワールドカップは「世界最高のサッカー」を見る場ではないのです。
2002年に、当時ブラジル代表のリバウドをインタビューした際、「疲れるよ」といいながらも「ただ、君がいうように予選のブラジルはひどかったけど、ワールドカップ前は多少時間があるから、なんとかなる」といっていたのが印象に残っています。
つまり、ワールドカップの予選は、所属クラブの日程で疲れ果てた中で、どうやってしのぐか、というのが大事なわけです。ジーコが欧州組を優遇することに関して疑問を感じますが、疲れ果てている選手を見ると、やっと日本も「世界標準」になったかなあと思います。
まあ、だからこそ、ジュビロ中心の代表を組んだ方が良いと僕は思います。
ところで話はかわりますが、就職活動シーズンなので、参考になれば──。
マスコミなんてものは、偉そうに「ジャーナリスト」と言いながらも、基本的には利益を出すことを目標にしています。日本代表の報道に多くのスペースを割くのは、売れるからです。それはそれで資本主義社会ゆえにいたしかたのないことでしょうが、多少、疑問を感じるのは、全国レベルで販売しているスポーツ新聞が、「特別通信員」という名のもとに、現地在住の取材経験の少ない人(中には例外もいますが)に、依頼していることです。
サッカーは基本的に週末に行われるため、すべてのリーグを見ることは不可能ですが、たまには、同じ視点で見ているベテランが行かないといけないのでは? と読者として思いますが……不況なようです。言い方をかえれば、もし来季、日本人が移籍した町に住めば……特別通信員になれる可能性は大だと思います。
そんな格好悪い状況にもかかわらず、マスコミの偉い方々は「客観報道」ということをたびたび口にします。でも、サッカーに客観報道はあるんでしょうか? サッカーの見方は人様々ですし、偶然の要素も勝敗を左右するスポーツです。もっとも、だからこそ面白いのだと僕は思っていますが……。
今、多くのマスコミで権力を得ている方々の中には、93年のアメリカワールドカップ予選時に「オフトマジック」を絶賛した人が多いです。僕は、当時の日本代表は、カズ(三浦知良)のシュート力が際立っていただけで、ワールドカップに出場できるなんて奇跡でもない限り、ないと思っていました。でも、多くの方々はオフトマジックを信じているかのような「報道」をしたわけです。何が『客観』だったのか……。未だに疑問です。
それほどオフトがすごい監督なら、なぜ今、日本代表を率いていないのか、説明してもらいたい気分です。また、田中や鈴木は宮本、坪井らに比べて、どれくらいレベルが低いのかも教えていただきたいです。ジュビロの選手が日本代表のレギュラーにふさわしくない実力ながらも、Jリーグでは強い理由も教えていただきたいところです。
PS 僕は“つなぐ”サッカーが好きです。相手のミスや偶然に頼らずに、自分たちで構築していくサッカーを面白いと思っています。そういう意味では、ジュビロ(数年前のほうが良かったと思うけど)は別格にして、レイソルは気になります。新潟に負けた試合は、唖然としましたが、反則をしないで失点の原因を作った永田は偉いと思います。大事なのは目先の1勝ではなく、将来です。なんでもかんでも反則で止めていても、未来はありません。厳しい状況で相手と対峙してこそ、もっとレベルの高い選手になれるのです。と、僕は思います。
PS2 日本代表と五輪代表の遠征があります。久々に欧州を満喫できれば……と思う日々です。
PS3 僕は千葉市民ですが、ホームタウンを拡大したジェフ市原を身近に感じることはありません。本気でホームタウンを拡大するなら、もっと宣伝すれば? と思うほどです。ジェフ千葉と名称が変わっても、僕の生活はまったく変化がないでしょう。ジェフの方々が何を考えているかはわかりませんが、千葉市民歴34年の僕が、雰囲気を感じないわけですから……。ちゃんとすれば? といいたい気分です。
(2004年4月12日)
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