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Vol,33 レイソルJ2落ち路線まっしぐら?(25 Aug, 2004)

 鹿島に続き、神戸相手にも……。レイソルがまたもや敗れてしまいました。自分たちのペースで試合を進めた時間帯も多いのですが……相変わらず、勝負弱いとしか言いようがありません。
 とはいえ、神戸戦は非常に面白かったです。中でも攻撃的MFに起用された田ノ上が魅せてくれました。昨季左サイドバックとして台頭したのですが、今季は監督の趣味に合わないのか、チャンスに恵まれませんでした。ところが、神戸戦は攻撃的MFでスタメン。「いったいどうなるのか」と注目していたら、「レイソルのファンタジスタ誕生」といいたくなるくらいのパフォーマンスでした。意外なんてものではありません。

 改めて、ポジションについて考えさせられました。例えば本人は「自分はボランチ」と思っていて、実際にうまくいっていても、もしかしたら他のポジションのほうが実力を発揮できるのかもしれないのです。早野監督の田ノ上“攻撃的MF”起用は大ヒットです。是非、今後もいろいろチャレンジしてほしいものです。言い方は悪いですが、J1に残留できれば良いのですから。

 ところでレイソルの問題点。
 中澤と永田のセンターバックコンビ……ともに高校時代から潜在能力の高さを評価されていた選手ゆえか、まだまだ「できること」しかしていません。もっと、怒りましょう。もっと上のプレーにチャレンジしましょう。左DFの近藤にもいえることですが……五輪代表監督の山本さんをくやしがらせるくらいのプレーをしてほしいものです。

 山下などFW陣……自力で突破できるわけじゃないのだから、もっと周囲の選手とのコンビプレーを考えれば? という感じです。

PS ポジションという点では、神戸も面白いです。平瀬(そもそもCF)が右のMF、小島(高校時代はトップ下)が右DF。サッカー先進国、チェコのハシェック監督ならでは、というべきでしょうか。

(2004年8月22日)
文=木次成夫

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