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Vol,37 頑張れ柏レイソル! 2部落ちなんて怖くない(4 Oct, 2004)

 現在発売中の秋号は偶然にも『フッティバル』と表紙が同じ玉田になりました。同じ選手でも雰囲気がずいぶん違うと思いませんか? 僕は「アイドル並に格好良くても、戦いの連続ゆえに、肌の質感がアイドルとは違う」ということを表現したかったのですが、いかがでしょう。

 そうそう、柏に外国人CB(パラシオス)が入りました。いったい何を考えているのか???です。
「負けているから、補強する」ということでしょうが、だったら、今季前の補強計画はなんだったわけ? という感じです。永田、中澤ら若く、潜在能力のある選手が揃っているわけですから、今更ぎりぎりに補強するより、たとえ"生え抜き"で負けても、次につなげたほうがよほど意味があると僕は思います。柏のサッカーの面白さはなんなんでしょうか? 僕は、たとえ負けても、未来につながる気配だと思っています。外国人助っ人頼みのチーム、他のクラブから金で大物を買ったチームよりも、未来を感じるからこそ、面白いと思うのです。どうせ負けるなら、U-18日本代表の柳澤君(仙台カップで大活躍)はじめ、すべての戦力を使って、負けたほうが、よほどすがすがしいです。

 U-16代表が負けました(AFC U-17サッカー選手権大会2004)。でも、布さんならではの4バックは、未来を感じました。未来につながる指導をしているのではないでしょうか? ユース世代は勝つことが絶対的に重要なことだとは僕は思いません。体力勝負のサッカーで勝つこともひとつの作戦ですが、将来につながる戦術を理解させることも大事だと思います。ただ、問題だと思うのは、フル代表を含めて布さんだけが、4人がフラットに並ぶディフェンスをしていることです。かつてアトランタ五輪前、五輪が3バックで、フル代表が4バックという状況ゆえに「フル代表に向けての強化に繋がらない」という批判が多々ありました。そして、その後、「上も下も同じ人がみたほうが良い」と言う結論になり、トルシエ監督が両方を見たわけです。実際、トルシエ監督はワールドカップで「結果」を残しました。が、今、その成果を生かしているのでしょうか?

PS 苔口卓也(U-19代表/セレッソ大阪)。はきはきした感じが良いです。決して、うまくはないけど、喜びを全面に出す点、しっかりした日本語がある点で、ゴン中山以来の逸材です。是非、頑張ってほしいものです。(今号の記事も参照ください。スペース少ないですが、U-19名鑑やってます)

(2004年10月1日)
文=木次成夫

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