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Vol,43 「読売」クラブ対清水エスパルスを見て(27 Oct, 2004)
結果的に「読売」の完勝でした。日本リーグ末期を思い出すほど、素晴らしいサッカーでした。あらためて、ポゼッションという概念を考え直したので、書きます。 まず、読売は、DFラインから小さいパスを多用して、攻撃を構築します。ポゼッションサッカーの基本は、「自分たちの意図でパスをす限りは失点の可能性はゼロで、得点の可能性もある」という考え方です。結果的にミスパスになり、「もっとセイフティファーストでいけば失点を防げた」ということも多々ありますが、クリアは相手へのパスですし、自分たちの意思でゴールにつなげる作業の放棄です。 守備重視ゆえにDFなど守備的な選手を入れるという考え方があります。とはいえ、例えば石川直のようなサイドアタッカーが相手陣内でボールをキープできれば、それこそ、最も失点の可能性が少ないわけです。相手にボールを奪われるなら、自陣のゴールからできるだけ遠いほうが良いわけです。 ところで、なぜ「読売」と書くのか。川淵キャプテンは、「地域重視」で、企業名をはずすことを絶対視しました。でも世界的に見れば、PSVアイントホーヘン(Pは電機メーカーのフィリップスのP)、バイエル・レバークーゼン(バイエル薬品がメインスポンサー)など、企業名を使ったチームはあります。さらには、すべてのチームに愛称をつけることを要求しながら、なぜ「FC東京」だけ許されるのか、とう疑問もあります。また、なぜ「読売」は、女子になった場合に「日テレ・ベレーザ」なのでしょうか? 男子には地域性を絶対視するが、女子は企業優先にするということでしょうか。変です。資本関係の問題もあるでしょうが、僕は昔のように、「読売クラブ」と「読売ベレーザ」(&メニーナ)に戻してほしいと思います。初の"国立"男女ダブルヘッダーを見て、男女ともに「魅惑して勝つサッカー」読売の伝統を感じました。また、日本リーグ末期に国立で、カズ、戸塚さん、都並さんのプレーに酔ったことを思い出しました。「読売」ほど国立が似合うチームはないと思います。 (2004年10月26日)
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