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Vol,44 天皇杯レイソル敗退など(15 Nov, 2004)

 柏レイソルがJFLの群馬FCホリコシに負けました。実は対戦が決まった当時から、"負けるかも"という予感はしていました。というのは、全世界的にトーナメント形式の一発勝負のトーナメントは"番狂わせ"が度々おきるからです。
 たとえば、FCバルセロナはスペイン国王杯1戦で3部のチームに負けました。ベストの布陣ではありませんが、モチベーションの差というしかありません。バルサは欧州チャンピオンズリーグはじめハイレベルな戦いの連続ゆえ、かなりの油断があったのでしょう。かたや相手は「人生の一大勝負」みたいなものです。言い方をかえれば、選手のメンタル面が重要なスポーツゆえにサッカーは番狂わせがおきやすく、それゆえに面白いのではないでしょうか?

 ちなみにFBNの次号(12月20日刊行予定)では、ホリコシはじめ、「Jリーグを目指すクラブ」の特集を予定しています。現在、県リーグレベルのクラブを含めて日本全国のクラブを掲載したいと思っています。自薦他薦あれば、FBNにメールで情報を寄せていただけると幸いです。(以前、書きましたが僕は長野県出身ということもあり、松本市のアルウィンスポーツクラブ=山雅クラブの会員です)

 レイソルに関して言えば、せっかくの出場チャンスをもらった谷澤達也が“できない”など、なさけない面もありました。また、早野監督のメンバー選択も中途半端です。いっそのこと、Jリーグ重視で主力は半分以上温存して、今まで出場チャンスのない選手を起用してもよかったのではないかと思います。
 同じことが、17日のW杯一次予選日本代表対シンガポール戦にもいえます。消化試合なのですから、来年の最終予選につながる若手、例えばJリーグで活躍している田中(達)、永井(以上浦和)、石川、茂庭(以上FC東京)などアテネ世代あるいは、ガンバの大黒などを起用してほしかったです。

 ちなみにFBNの次号では昨年に続き「高校サッカー特集」もする予定です。その中でなんとなく意識しているのは、「地元のスター」。たとえば、カレン・ロバ―ト(市立船橋)、レイソルの近藤直也は茨城県民でした。つまり、「茨城が生んだスター」ともいえるのです。これまた自薦他薦歓迎です。「実はXXは小学校時代はXXにいた」とか。

PS 天皇杯で清水エスパルスも負けました。勝負弱さはレイソルと似ています。偶然ですが、同じオレンジ色のオランダも勝負弱いです。パスをつなぐサッカーという点でも似ています。是非、伝統のサッカーを維持して、強くなってもらいたいものです。逆にいえば、勝利至上主義のサッカーに変更するとすれば、エスパルスの試合など(少なくとも僕は)見たくなくなるでしょう。

(2004年11月14日)
文=木次成夫

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