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Vol,58 キリンカップ・日本対UAE(30 May, 2005)
ペルー戦もUAE戦も日本の失点は、全世界レベルでも滅多に見られない「見本」のようなゴールでした。「シンプル」かつ「精度の高い」シュートまでの形がありました。日本が負けるのは残念なことですが、対戦相手に関係なく、サッカーというスポーツを見る観点で言えば、素晴らしいゴールでした。けっこう感動しました。なぜ、日本は「あの2点」のようなゴールができないのか……。?????です。 もうひとつ感動したことがあります。UAEが試合後、ビクトリーランをするなど非常に喜んでいるのが印象的でした。真剣に戦った証でしょう。キリンカップの存在価値はまだあるんだなあと思いました。さらには、ゴール裏席のファンが「UAEコール」をしたのです。対戦相手であっても「良い」ことは良いと表現できるファンが日本にいることに、日本の未来を感じました。偉そうですが……。 試合中、ふと思ったことがあります。それは、'02年ワールドカップ以降、若手の台頭がないということです。例えばアテネ五輪代表は1人もA代表にいません。小野伸二、稲本潤一ら「ゴールデンエイジ」が代表デビューした当時を振り返ると、大問題だと思います。'06年ワールドカップに出場したとしても、次はどうなるんでしょうか?????? PS 柏レイソルがダメゆえに、ファンの方々が怒っています。気持ちはわかりますが……以下。
・ サッカーは勝利がすべてですか? 僕は、サッカーの魅力は資金力がすべてではない面もあることだと思っています。野球の"楽天"しかり……。大企業が絶対的に勝つとすれば、中小企業の人間は……夢も希望もありません。スタジアムまで足を運ぶ皆さん……もし、あなたの会社に、突然、外部から「利益を出す」天才が来たら、嬉しいですか? そして、慣れ親しんだ"仲間"がクビになったとしたら、どう思いますか? 親友が去ったけど、会社が儲かるなら良いと思いますか? 今までのメンバーで頑張って行こうと思いませんか? レイソルが金を使って優れた選手を買えば、たぶん多少は強いチームになるでしょう。でも、そうなったら、地域密着なんてものはなくなります。僕は、どんなに相手に抜かれても、市立船橋出身の中澤聡太が頑張っている姿が好きです。例えば、代わりに中沢(佑二)が来れば良いなあ……なんて思ったことがありません。 だから、みなさん、もっと長い目で見ませんか? (2005年5月29日記)
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