Vol,67 W杯予選(14 Oct, 2005UP)
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日本では「ドーハの悲劇」があまりに有名ですが、ワールドカップ本大会出場に向けて、いろいろドラマがあるものです。
9月にコートジボアールに勝ち、最終戦を1位で迎えたカメルーンは、最終戦アウェイのエジプト戦。PKを失敗して、結局、引き分け。コートジボアールがスーダンに勝ったため、90年大会以来の連続出場が絶たれました。コートジボアールは初出場です。ドログバなど、スピードとしなやかさを兼ね備えた選手が多く、攻撃的なので、楽しみです。
ナイジェリアは最終戦でジンバブエに圧勝し、アンゴラと勝ち点で並びましたが、直接対決の結果を優先するルールのため、94年大会以来の本大会出場が絶たれました。
ちなみにアフリカは5ヵ国中チュニジアを除く、コートジボアール、アンゴラ、トーゴ、ガーナが初出場です。
 ▲左:アヤックス時代のファン・デル・ファート。アヤックス生え抜きの「エリート」で10代のうちから際立った才能を発揮していた。昨季は不調だったが、今季はハンブルガーに移籍して完全復活。 右:フェイエノールトでは小野のチームメイトだったカイト。オランダ代表の中では「下手な部類」に入るが、粘りは随一。ちなみに、左サイドアタッカーのファン・ペルジーも元フェイエで小野と一緒にプレーした経験がある
ヨーロッパでは前回大会出場国のうち、デンマーク、アイルランド、ベルギー、ロシア、スロベニアなどが予選敗退しました。
激戦を振り返ると・・・・アジアの枠は多すぎるのではないかと、改めて感じました。
06年W杯の注目国・オランダ
気が早いですが、本大会に向けて注目は、前回大会予選段階で本大会の優勝候補といわれながらも、予選で敗退したオランダです。中でもアヤックスから今季ハンブルガーに移籍した攻撃的MF、ラファエル・ファン・デル・ファートは、現在世界トップクラスの「魅せる」選手です。2004年のユーロ〈欧州選手権〉ではイマイチでしたが、本大会は主役でしょう。ちなみに、アテネ五輪当時、山本監督が「アテネ経由ドイツ行き」と再三口にしましたが、オランダはアテネ五輪に出場していません。現在、オランダで期待されている若手の何人かは「ユーロ2004」を経験しています。つまり、「ポルトガル経由ドイツ行き」です。どの大会に力を入れるかは国ごとに違いますが、少なくともすべての国が五輪に力を入れているわけではありません。
(2005年10月13日 木次成夫 記/渡部薫 撮影)
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